2015年4月27日月曜日

病気とのお付き合い

今日は初夏の陽気で、普通であれば実に気持ちが良い1日だ。婆さんは、応援していた区議の候補者がトップ当選したとかで朝からご機嫌。娘の小学校の養護教官が区議選に出た遥か昔に選挙に関わり始め、その婆さんが引退したのを機に暫く選挙から遠のいていたのだが、当時ある代議士の名代で手伝いに来ていた若い秘書を見込んで区議に担ぎ出した10年ほど前だろうか。2年前に都議選に挑戦して落選、2年浪人後の復活戦とて、今回はかなり応援に力を入れたようだ。「今夜は事務所の後片付けと祝杯があるから、夕飯は外で済ませてきてください。」とのこと。

夕飯なんざお安い御用だが、腰痛のぶり返しがきつすぎる。結局1週間前に通院を止めた整形外科を再び訪れる羽目に。何十年も使い込んですり減ってきた骨や筋肉が一朝一夕でよくなる筈は無い。神経に作用する痛み止めの処方を1.5倍にして貰った。これが効かなくなると神経に沿って直接制御剤を注入する方法もあるようだ。後に薬局の薬剤師に聞いた話もいろいろ参考になった。先ず薬の副作用だが、あまり酷くなければ多少量を増やしても薬で治す方が楽とのこと。薬の副作用も個人差が大きいようだが、小生が一時心配した立ちくらみ程度は心配ないし、だんだん慣れてしまうものらしい。

直接制御を始めると、それこそ毎週医者通いをしなければならなくなるらしい。それと、痛み止めが2種類出ていて、もう一方はいわゆる消炎鎮痛剤で、炎症そのものに働きかけるようだが、こちらは余り効かないとしたものらしい。そう言えば医師も言っていた。「こちらは途中で止めてもいいですよ。」医師も薬剤師も共通して言うのは「痛みのあるうちは無理をしない方が良いですよ。」それもそうだと思いつつも、薬を貰ったので安心して、今日も痛みを我慢しながら結局1万1千歩を歩いてしまった。

整形外科の前に、早朝から例に依って半日がかりで日大板橋病院泌尿器科で前立腺癌治療。放射線治療が本番だとすれば現在行っているホルモン療法は準備運動みたいものと説明されていたが、これの効果が驚異的である。腫瘍マーカーのPSA値が前回(2月28日)25.6だったものが、今日はなんと1.63。これじゃ放射線治療なんか不要ではないかと思ったが、何故か治療は予定通り辺野古の埋め立て同様粛々と進めるものらしい。

次回のPSA値測定は5月25日、続いて6月15日のMRI検査までは既に予約済みである。その結果を受けて放射線治療の予約を入れることになっている。どこかの時点で「放射線はもう少し様子を見てのことにしましょう。」となることを密かに期待している。

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