2014年12月30日火曜日

残すはあと1日

今日は又なんという暖かさ、先週末からの寒さが嘘のようだ。3日何も書かなかったが、相変わらず書きたくなるようなことが何もない。霞が関の官僚も何をしているのか、多分何もしていないのだろうが、政治家がお休みを作ってくれているので呑気なものだ。企業減税の方針が決まったとか、庶民には全く関係の無いことばかり報道され、厳しくなる社会保障関係は義理で書かれている感が否めない。

一昨日の日曜日から「NHKテレビ囲碁トーナメント」はお休みで、どのチャンネルでも似たような長たらしい番組でとても見る気がしない。1年の締めくくりで、今年を少し冷静に振り返り、来年への課題を発見すべきところだろうが、馬鹿笑いするのが使命と考えているような出演者を並べた番組ばかりだ。政府は不気味な沈黙を守っているが、来月末から始まる国会ではやりたい放題をするつもりだろう。貧富の格差が拡大する一方で、本当に景気とやらが回復に向かうのだろか?

今年は政権の掛け声ばかりが勇ましく、実質的に暮らしが良くなったと感じる人が果たしてどのくらい居るのか?我が周辺では残念ながら一人も居そうにない。来年は消費増税が一先ず先送りされたので、少しは落ち着いた世の中になれば良いのだが、孫の成長に伴い娘たちの家計は経費が増える分だけ節約が必要になる可能性が高い。

考え出すと、外交安保では先ず沖縄問題、せっかく盛り上がった民意を政権は全く無視しているが、沖縄のリーダーがどんな動きをするのか?アメリカに直接働きかけることを考えてるそうだが、誰にどう働きかけても所詮は国内問題で肩透かしに会いそうで心配だ。近隣諸国関係では現政権である限り関係改善は相当困難だろう。特に北朝鮮拉致問題や北方領土問題なんぞは絶望的ではなかろうか。

日米関係重視政策を堅持するのは結構だが、TPPで日本は相当な譲歩を強いられ、挙句の果ては嘗て貴重な資産とされた郵貯マネーが、海外の禿鷹に食い荒らされる初年度になり兼ねない。原発再稼働、自然災害の脅威、テロの脅威何れも発生予測不能では似たようなものだ。この年末になってやっと、サイバーテロが報道でも取り上げられるようになっている。海外の気の利いた国は、とっくの昔にこの対策について相当頭を悩ませている筈。

我が国ではどんな対策を講じているか知らぬが、先ず対策専門の官庁を聞いたことが無い。想像するに警察が最前線に立っているように思うが、所詮予算が毎年前年度に対して数%しか伸びないのだから、思い切った組織が編成される筈がないだろう。せめて今年掴まえたあの片山某なんて奴を刑務所で食わせるのでなく、警察で更に腕を磨かせる方が役に立ちそうだ。何れにしても総理がのんびりゴルフなんかしている場合ではない。

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