2014年11月17日月曜日

年中行事 初冬の風邪ひき 

気を付けていたつもりだが、この週末風邪をひいてしまったようだ。昨日は午前中いつも通りにプールに行って泳いでみたものの、昼飯を食っている時からかったらくて、いつものように事務所に行ってパソコンを立ち上げる気にならなかった。自宅に帰って布団にもぐりこみ、録画してあるテレビを見ながらうつらうつらしていた。今朝まで十分すぎるほど睡眠を取ったので、何とかなるかと思ったが、何ともなっていない。喉は痛いし鼻水が止まらない。

仕方がないので近くの耳鼻咽喉科に飛び込んで診てもらう。順番がひとつ前でお婆さんに連れられてきた男の子、多分5つか6つだろう。看護婦さんに「診察室に入ってください」と名前を呼ばれると、「怖いよぉ」と急に大声で泣きだし玄関の方に飛びだしてしまった。気持ちがよく分かる。小生も喉の奥を見せるのが下手というか、口中の構造がおかしいらしい。「深く腰掛けて、顎を上げて舌を出して、あ~と高い声を出してください。」との指示に対し、自分ではそのスタイルを取っているつもりであるが、喉の奥が見えたためしがない。

いつも無理して声を出しているので喉が狭くなっている、と先生は仰るが、本人は無理に声を出しているつもりはない。しかし自分で聞いても、元々少し調子っぱずれの変な声だと思うこともないではない。男の兄弟5人のなかで育ち、子供の頃から何かと言えば自己主張を大声で喚いていたせいだろう。カラオケと縁遠いのもむべなるかなである。

先生は「仕方ないわね、今回もまた内視鏡で視ましょう。」とやっと言ってくれたが、昨年も同じ症状で掛かっているのだから最初からそうしてくれ、と言いたいところだ。しかしその後で月曜日恒例にしている接骨院に行って、その話をすると「内視鏡診察は高いのです。」と教えられた。戻って明細を確認すると、成程内視鏡診察は健保点数600点(実質6千円)である。従って耳鼻科の先生は、患者や何より国家に無駄な金使わせないよ気遣いをして下さっていた訳である。

ともあれ鼻から内視鏡を挿入すると患部が一目瞭然、鼻の奥と喉がかなり荒れているらしい。汚い鼻汁を取り除いて頂く時は一瞬「おえっ」となるが、前の坊やのように泣き出す訳にもいかない。薬を処方して頂き服用し始めるが、風邪と言う奴はおいそれとよくならない。「5日経って良くならなかったら、また必ず来てください。」とのこと。毎年恒例のように引く風邪である。友人のなかには風邪なんか引いたことが無いと言う人もいる。どうすればそんなに元気でいられるのだろう?

勉強したつもりでも成績が上がらないのと同じで、相当気を付けていても毎年引いてしまうのは、何かが間違っているのか、或いは体質の一種か、その辺は分からない。当分はおとなしく暖かくしていよう。

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