2014年9月9日火曜日

錦織圭選手に拍手

元来はスポーツに大きな関心を持つものではなかったが、他のニュースが余りに下らないので、スポーツの世界で若い日本人選手が活躍するのを見るのは心から楽しめるし、嬉しいことだ。先週末から今日までは全米プロテニス選手権大会で大活躍してくれた錦織圭選手の活躍でもちきりだったが、何度見ても感動的である。この冬は男子フィギュアスケートの羽生結弦が大活躍し、夏は水泳や柔道の世界選手権戦での日本人選手が相当頑張ってくれたし、女子ソフトボールも世界チャンピオンになった。

政治的な外交場面では日本に全く出番が無いが、スポーツやアカデミックな世界では日本人が相当頑張っている。身体的には欧米人に敵わなくても、やればできるとことを具体的に示してくれているので、全国民に勇気を与えたり経済効果をもたらしたり、良いこと尽くしだ。一つ残念なのは、昨日の米国の新聞に掲載されたコメント。新聞名は忘れたが、決勝戦進出を決めた錦織選手の紹介で「彼は13歳で渡米、フロリダのテニススクールで頑張ったからここまで来ることが出来た。トレーニングでも実力より先輩後輩の差が重視されがちな日本に居ては容易でなかったろう。彼を育てたのは我がアメリカである。」

趣旨的にはそのように書かれていたらしい。特に日本を貶めるつもりで書いたのでも無かろうし、そのような見方が当たっていないとは断言しかねるところも無きにしも非ずだ。日本にも名コーチは沢山いるだろうが、どんな分野でも世界で頂点を目指すには、どこかの時点で海外留学は必須要件だろう。特にスポーツはそうだ。錦織選手は早くから渡米して正解だったのは間違いないかもしれぬ。しかし家人が応援してやまない日本ハムの大谷翔平君は栗山監督の説得に従い、先ず任の球界で研鑽することになった。

結果は神のみぞ知るところだが、大谷君も何れ世界に冠たる名プレーヤーになることを祈ってやまない。

0 件のコメント: