当面の目標

昨日大学時代の同級生と久しぶりに食事を共にして、互いに持っている情報を交換しながら旧交を温めた。この齢になると情報が収集できる範囲が非常に狭くなっている。昨夜の友人は学生時代から運動部に所属し、今なお運動部仲間と頻繁にゴルフをしているので、情報は多い方だ。それでも音信が途絶えた人間が多いし、生きているのは分かっていても、夜の会食に耐えかねる健康状態の人が意外と多いらしい。例え年に1回でも、互いの健在を確認しあえるだけでも良しとしようぜ。と話しながら参考になることを幾つか聞いた。

慶応の下(付属小中高)から来て体育会に所属して、無事大学を卒業できたような人は、家が裕福で且つ身体も頑健だったような者が多い筈。彼も東北の中学校から慶応高校に入学した口である。彼が現在でも付き合っている連中は後期高齢者か直前の人が多いようだが、月に2回もコンペをするくらいだから、経済的に恵まれて、健康の方も半端でない人が多いようだ。そんな連中とのゲームでゲーム代を稼ぐ程の勝負をすると言うのだから、彼も相当元気でゴルフの腕も益々冴えているに違いない。

よそ目には羨ましいくらい恵まれた環境の仲間たちに思えるが、ここ数年で急速に仲間が減っているそうだ。背負い切れぬほどの財産が有っても、病には勝てないのは理の当然。友人の一人は肺気腫で、都内最高とされる病院の最上階にあるまるでホテルのような個室に入院して、名医と評判のお医者に診てもらっても、一旦倒れたらお終いだ。運よく退院したが、まるで別人、ゴルフのスコアは見るも無残だ。つい先頃までの栄光のがあるだけに、本人はさぞ惨めな思いだろう。

別に友人が昨年神奈川県の有名なゴルフ場の会員になった。このゴルフ場小田急線の駅から直ぐの場所にあるので、車を使わずに通えるコースとして有名で、功成り名を遂げたリタイアメントの社交場として名高い。入会金が安くなったとはいえ、それでも1200万円で、本人が死亡した場合には子供に相続も出来ず、200万円だけ香典として返却されるのだそうだ。勿論承知の上で入会したのだが、何と本人が入会後2か月目に脳溢血で亡くなってしまったそうだ。

本人も家族も1千万やそこらの金を惜しむことは無いだろうが、聞いている我々貧乏人(彼は小生から見ると決して貧乏とも思えぬ)にしてみると笑うしかないな。要するに事ここに至るとこれから先、日々健康でしたいと思うことをして過ごせる日がどのくらいあるかが問題だ。と極めて平凡な結論を得て満足したが、健康を害する友人が増えているのは事実のようだ。たまたま互いに、今のところ健康面での小問題はあっても大問題は抱えていない。

しかも彼には当面6月にゴルフのグランドシニア関東選手権出場の目標がある。小生は今月は丹沢大山、5月は高校の同窓会で長野の飯縄、6月は奥多摩川苔山ハイキングの目標だ。目標の大小ではなく、その目標に向けて日々何かすることに意味があるのだろう。飲めなくなったとか飲み過ぎはいけない、なんて言いながら久し振りに日本酒を強か飲んでしまった。

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