単語国語力

文明の利器であるパソコンのお陰で、文字が恐ろしいくらい書けなくなっていることに関するお話を一つ。

昨日の朝テレビを見ていて笑ってしまった。TBS朝6時からのの「時事放談」である。婆さんも別の部屋で同じ番組を観ていて同じように感じたのだろう。ゲストの発言の一部をメモしたらしい。メモは四字熟語が5 個に二字の単語が1個、計6個もある。高校生の孫に穴埋めクイズにでもしてやろう、少しは勉強になるのではとの思いだったようだ。見るとほとんど平仮名で書かれている。孫より最近全くペンで字を書かなくなったこちらの国語力が心配になったので、読み上げてもらって自分でメモしてみた。

案の定まともに書けない、テストだったら50点くらいしか取れないだろう。テレビも面白かったが後の話にして、読者の皆さんに日本語のこう言った便利な言葉の多用をお薦めしたい。「右往左往・誇大妄想・視野狭窄・支離滅裂・本末転倒・姑息」である。安倍総理の発言に形容詞と形容動詞の多用が多くて分かりずらいのは、こう言った便利な言葉の用法を知らないためだそうだ。現政権の状況は経済政策から外交に至るまで上記四字熟語1個で十分理解可能になるが婆さんの意見。

昨日のゲスト出演者は元官房長官・大蔵大臣の武村正義(新党さきがけ)と経済学者の浜矩子氏。武村氏は安倍政権に多少批判的ではあるにしても、大人ぽい発言であまり過激なことを口にしないが、浜氏は1ドル50円とか突飛な発言で人を驚かす一方、国際経済学者としての資質を疑問視する人も多いユニークなキャラで、安倍政権の経済政策を徹底的に批判することと、独特の切れ味がある喋りで、我が家の人気者である。

昨日のテレビ出演でも、よくもまぁここまで言ってくれるかと、お腹がいっぱいになるくらい最近の安倍政権についてこき下ろしてくれた。内容は最近の政権が目指す景気向上を目指すとする経済政策(消費税を上げて法人税を下げるとか)や外交姿勢(日米関係強化と言いながらTPPは妥協しない、北朝鮮やロシアとの姿勢もはっきりしない)といったありふれた話で、他に安全保障関係等にも触れていたかもしれない。何事も定見が伺えず矛盾だらけで、発表されるのは姑息な言い訳に終始するといった趣旨だったように記憶する。

この言葉遣いは全て浜氏のものだ。最後に武村氏が上品な言い回しで政府が株価を意識し過ぎて、年金投入まで言いだしたことについて、政府は株価なんかから超然としているべきとやんわり批判していた。浜氏流に言えば「破廉恥」と言いたいようだった。この浜さん、確かイギリスのオックスフォード大学?で教壇に立った経験もあるとか聞いたような気がする。ネットで調べても出てこないが、三菱総研初代ロンドン事務所長とあるから英語は相当な使い手であろう。

それより国語力に感心してしまった。

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