贅沢の極み

桜はもうすっかり散ってしまったが、やっと春らしい陽気になった。土曜の朝飯は納豆と卵焼きが定番だが、婆さんが何故か今朝は張り切って最高の朝飯を用意してくれた。筍ご飯に春キャベツと釜揚げ桜えびの和え物と白魚と蕗の葉を刻んで軽く炒めた物が添えられている。食卓から春の香りがにおい立つような気分で、贅沢の極みだと思う。

そう言えば昨夜は味噌汁が筍だった。昨日から食材を仕込んで丁寧に下ごしらえをしているので、筍も蕗も味と歯ごたえはしっかり残っているが見事にあくが抜けている。昔であれば、食事の後で筍の側を三角に畳んで梅漬けを中に入れてちゅうちゅう吸っておやつにしたことだろう。春になったから筍ご飯にしましょう、と言ってスーパーから筍の水煮を買う主婦がいるそうだ。

そんなことを聞くにつけ、幸せな気分なった土曜日の朝だった。旬の食材は決して安くは無いそうだが、我が家は二人とも海外旅行やブランド物に興味が無い。そんな贅沢はしないのだから、かなり高い食材を買っても良いだろうし、普通の主婦であれば、多分捨てるであろう蕗の葉まで丁寧に食べるのだから良いではないか。自慢げな婆さんの言い分である。値段は聞かなかったが確かにその通りだろう。

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