2013年11月19日火曜日

ちょっとした事

友人からホームページの件で相談を受けたのだが、昨夜少し飲んだので朝のうち頭の回転が悪かったのかもしれない。OCNという大手のプロバイダ(インターネットの接続業者)サービスにユーザーのホームページを無料で公開してあげます、てなサービスがあるらしい。友人はこれに目をつけた。ホームページは最初に製作する費用の他に、これを維持していくために費用が発生する。
ドメイン維持費(ホームページの所在地を確定する費用)と所在地に置かれたサーバー(パソコンのお化けみたいものです)費用が毎年必要になります。

大した金額でないかもしれませんが、毎年のことですから払わなくて済むならそれに越したことはないでしょう。相談を受けて、それは結構だから大いに利用したら良いでしょうと薦めた。ところが友人曰く「OCNから言ってきたことが横文字絡みで意味をよく理解できない。」だったので一応電話で解説して納得頂き、友人が挑戦したが上手く運ばないとの事。また電話が来たのでOCNからのメールを全て転送してもらった。

現在のホームページは小生の個人サーバーに置いてあるので、これをダウンロードしてOCNのサーバーに引っ越しをさせるだけのことで大した問題は無い筈である。新居の住所に匹敵するアドレスについてきちんとした情報さえ入手できれば、15分もあれば引っ越しが完了する筈だった。友人が送ってきたOCNの情報を確認して朝一番に作業してみた。簡単にいくと思ったことが、何度やってもエラーになってしまう。

面倒くさくなったので、元の会社のスタッフ即ち専門家にサポートしてもらうことにして、電話をすると生憎と外で仕事の最中。「メールで必要情報を送っておいてもらえば午後帰社してすぐ連絡します。」とのことでメールを転送。元々仕事を依頼してきた友人は今日は会社が休みでこれも外出らしく電話が繋がらない。こちらも昨晩のお礼やら何やらがあって、ボランティアを頼まれたこの件は忘れることにした。

ところがランチウォーキングをしていてハッと気が付いたことがある。まるきり単純なことなので書くのも恥ずかしいが、住所表示絡みのことである。サーバーなるものは部屋が細かに仕切られている。ひょっとすると同じ号数でも階数を間違えていたに違いない。スタッフに依頼をしたのが恥ずかしくなって、昼飯をそこそこに急ぎ帰って作業をして見た。やはり気付いた通りで、引っ越しはあっという間に完了した。幸いメールしたスタッフにお詫びのメールを送信、彼は未だ帰社していなかったので助かった。

囲碁なんかでもよくあることだが、問題個所に直面した時に自分ではいろんな方法を試したり考えているつもりでも、肝心なところを見つけずに枝葉末節で堂々巡りを繰り返して失敗に至ってしまう。今日はたまたま時間的余裕があったので散歩しながら頭を切り替えることが出来た。先日もプリンタの不具合の調整を依頼され1時間以上試したがどうしても上手く行かない。堪らずメーカーのサポートに電話をすると、何のことはない印画紙の裏表が逆になっていただけのことだった。

騒ぎの割には大したことでないことがよくあるものだ。

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