2013年9月26日木曜日

日本の最重要課題かもしれぬ

近々安倍総理がニューヨークの国連総会で、女性を尊重する社会の建設を目指すと演説をするそうだ。何処かピントが外れているような気がしてならぬ。今更何を寝ぼけたことを言うのか、と笑いものにならなければいいが。第一、政府が目指す社会とは具体的にどんな社会で、そのための具体策を聞いてみたい。自然の摂理で世の中の男女比はほぼ等分されているし、今や企業活動では女性がつけない職種は無いに等しいだろう。

それに個人的に理解する限り、現代日本は男性より女性の意見が強く反映される社会構造になっているような気がする。それは身体(特に脳みそ)能力の男女差に所以するものだから仕方ないようにも思う。兎に角どこに行っても女性の方が元気で強い。強いて言えば政治の世界だけは、世の多くの女性に馬鹿にされているのか、馬鹿っぽい男性政治家が主導権を握っているのが不思議なくらいだ。総理がアメリカまで行って宣言しなくても、近い将来には欧米並みになることだろう。

女性が主導する社会になったせいなのだろうか?日曜日放送のテレビ番組(フジ系列:新報道2001)を見て少しびっくりした。テーマが母子家庭の貧困問題だったが、びっくりしたのは現代日本では三組に一組の夫婦が離婚するようになっているとのこと。離婚も早ければいいが、子供が出来てからだと子供がかわいそうだ。多くの場合は母親が引きとるようだが、これも当然だろう。数的には父子家庭も少なくはないだろうが、母子家庭が増えているとのこと。

この問題の根本は女性を尊重するとかしないとかの問題ではないし、政治が法律で解決できる問題ではないと思う。所得格差の問題とごっちゃな議論を聞いていて、日本社会の大きな病巣を覗き込んだ思いがした。離婚そのものは昔からある話だし、離婚の危機を経験しない夫婦の方が少数だろう。しかし簡単に引っ付いて、子供が出来ても簡単に離婚すること、または幼児虐待のこと。

何か共通の要因があるように思えるが、余りに問題が重大且つ深刻なので、原因や処方について云々するのは日を改めたい。

*現代の離婚率については聞き違いで2:1だったかもしれません。

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