2013年8月14日水曜日

お盆 Part2

何となく街全体が夏休みモードでひっそりしている。8時過ぎに日大板橋病院に行くと、ここだけは別で朝から大変な賑わい。「町医者が休んでいるから、ここに来るしかない。」待合室で隣に腰掛けた小父さんが言っていた。受付開始の8時半には整形外科だけでも30人以上が待っていた。診察の前に採血するよう指示されていたので、整形外科の受け付けは済むとすぐに採血室に向かう。採血室は9時前から稼働しているようだ。9時前に辿り着くが、既に40番目ぐらいの人の採血が行われていた。

65番目に採血されて、再び整形外科の待合室で待機。10時半頃診察の順番が巡ってきた。先週に比べればかなり能率的である。診断結果はほぼ順調に回復とのこと。確かに左手甲の腫れは殆ど引いたし、今朝の血液検査で、前回心配していた腎機能と肝機能数値の大部分はほぼ正常値に戻っているとのこと。先週水曜以来、月曜日に処方してもらった薬を全て処分して、自力回復に任せたのが良かったようだ。人間の復元力に改めて感心したいが、月曜火曜と2日続けた抗生物質の点滴が1週間経って効いてきたせいかもしれぬ。自信過剰にならぬに越したことはあるまい。一先ずホッとした。

次の山行きプランは暫くお休みして、当分は体力回復に努めようと思う。

明日は記念すべきかどうかは兎も角終戦の日、いつものように各地で様々な慰霊の行事があるだろう。先日山で世話になった元自衛官は、先の大戦で散った数百万先輩の霊を弔うため、退官後すぐに四国88か所の霊場を完全徒歩で何十日もかけて廻ったそうだ。慰霊はこのように各個人の思いを素直に表するのが自然でもあり、亡くなられた方にも喜んでもらえることだろうと思う。米国の映画監督オリバー・ストーン氏が今月6日の広島原爆慰霊祭の総理挨拶を聞いて「偽善」と喝破している。日本人として恥ずかしく思う。

以下は彼が「原水爆禁止世界大会2013」広島デー集会でスピーチをした際の邦訳の一部である。
<「平和」そして「核廃絶」のような言葉が安倍首相らの口から出た。でも私は安倍氏の言葉を信じていない。そして、この場にいる、歴史をよく知る人々は、安倍氏を信じないという私の言葉に同意してくれると思う。>大きな拍手。

大部分のマスメディアでさえ認めるように、如何にも白々しい挨拶であったのは衆目の一致するところであろう。異教徒故に仏様に恥ずかしくは無いのだろうか。

明日は家内の実家でのお盆、普段は失礼するのだが、義母の年齢が88歳ともなれば、いつ何時と言うことも考えなくてはいけない。それにこちらにはさぼる理由が見つからない。墓は信州佐久なので仏壇へお線香を上げることになった。最初は来ないと言っていた中3の孫も来られるようになったらしい。1年以上顔を見ていないので会うのが楽しみでもある。

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