2013年4月9日火曜日

理解不能

今世の中で起きていることがこの先、と言っても近い将来どうなるのか、1940年生まれの小生には殆ど理解不能である。止むを得ない、或いは当たり前だのクラッカーかもしれない。先ず隣国とも言える北朝鮮で起きていること。隣国と言っても昔からベールに包まれていたにしても、つい先日まるっきり子供のような金正恩が3代目に担ぎ上げられたのか、自らの器量で成り上がったか分からない。彼の下における最近の動きに至っては、全く何を考えているのか、想像を遥かに超えた次元である。

何となくアメリカを意識していそうだが、アメリカは太平洋にミサイルをぶっ放すだけなら「好きにやっていいよ。」と言っているらしい。そこまで言われたら、北朝鮮としてはどうするのか。代わりに手先の韓国や日本にちょっかいを出せば、親分アメリカの態度が変わるとでも思っているのだろうか?そこから先に思いを巡らそうとしても、脳みそが空回りしてしまう。まさか例え限定的にせよ、戦になった場合のストーリーが予想が出来ない筈はないように思うのだが。

幾ら鎖国状態とは言え、昔の日本ではあるまいに、政権内部には相当な情報が集積され共有できているだろう。日本政府の情報については質量ともにアメリカからのお下げ渡し以外考えられないので、対応も全てご指示のままなんだろう。ご指示に従って高価な玩具みたい兵器を大量に動員すれば、供給しているアメリカにとってはハッピーだろう。ひょっとすれば「ミサイルを打て」とけしかけているのかと邪推したくなる。

十年一日、身体は衰えても頭の動きは十年前とは変わらないつもりでいても、おつむの劣化も相当進んでいるようだ。株に縁が無いので余計理解不能なのが株価の動き。株式投資が古い脳みそにこびりついている言葉であり、お金のある人が将来性のある企業に投資してリターンを稼ぐのが基本原理と理解してきた。しかしいつの頃からもどこがどう変わったかも定かでないが、株式売買のルールが変わったのだろう。

株式市場そのものが博奕場に変身、企業の優良性も将来性も関係無く、誰がどこに張っているかを見分けるのが売買の原則になっているらしい。新政権発足を寿ぎ世界中から博徒が集まり、丁よ半よと賑々しい博奕が始まっているらしい。この華々しさに当然のことながら、若い打ち手に交じってこれまでに株で苦い経験をした老人でも、つい我を忘れて手が出るのだろう。政府が自国通貨の価値が2割下がったことを歓迎するような煽り方をするから余計燃えてきても仕方ない。

株を買おうかなんて人に貧乏人はいないだろうし、頭の体操になるからボケないで善いという人もいる。だがどうしても小生には理解不能だ。

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