2013年3月22日金曜日

高校同窓会学年幹事

昨日だったか、来月からすることが無くて困ったみたいことを書いたばかり。多分このブログを読んでくれている高校同期生から、心中を察して同情してくれたのであろう。早速昨夜お声が掛かって、東京長高会(首都圏在住同窓生の会)幹事会に誘って頂いた。どうせ暇だろうからとて学年幹事役に取り立てて頂けるそうだ。母校は既に創立100年を超える長野県きっての名門校、我々は昭和34年卒業の高校11期生と呼ばれている。県立中学が高校になったのは昭和23年だが、当時は長野北高と称していたので、長中、北高卒業者と区別して高校××期生とカウントしている。

昭和34年から数えるとこの3月は54年目なので、今春は高校65期生が卒業している筈である。1期ごとに学年幹事が1人ずつでも相当な数の出席者がいてもいいのだが、残念なことに30人足らずだった。それも圧倒的に年寄りばかりで、若い人は殆どいない。飛びぬけて一番若い人が高校45期だから推して知るべしである。出席者一人一人が自己紹介を兼ねて簡単な挨拶をした。皆さん一様に総会参加者が減っていることを嘆いておられる。小生もここ数十年皆勤賞ものだが同様の実感は持っていた。

どうもいろいろ聞くと、メールなんかの発達で、各学年とも同期の会は結構集まりが良いみたいである。ところが同窓会総会に参加しない理由は、一つに若い人がメリットを感じないことらしい。1期か2期後輩の方のお話では、嘗て我々の時代は、総会に出席すると、あらゆる社会で活躍している多くの先輩会ってコネ付けすることが出来た。それが実社会で非常に有益だったとのこと。小生はとてもそんな大それたことは考えもしなかったが、同感を表明した人が多いことからも実際にそうだったのだろう。

確かに昔は現役で活躍している先輩の参加者も多かったし、我々常連は現役時代から参加している。残念ながら後輩を引き立てる相談に与ったことは一度も無いが。30年間に比べて参加者が3割ぐらいに落ち込み老人クラブのようになっているのが東京長高会の現状であるのは間違いない。ここ数年は高校33回と言うから約50歳の幹事長が一生懸命引っ張る努力をして下さっている。確か山梨大学のの教授と伺っているので、このために東京に出てくるだけでも大変だと思う。

同窓会総会の現状を見るに、確かに年次を超えた歓談はそう多く見ることはない。しかし、ここ数年続いている同窓生による講演は非常に意味深いようにも思う。これを若い人にとってもより魅力的なものしていく方法があるかもしれない。ともあれ、蟷螂の斧でも何かお役にたてればと思うが、同窓会を立て直すのも容易ではなさそうだ。

*東京長高会は来月から東京長高金鵄会に改称します

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