2013年2月25日月曜日

古希過ぎて切符取るのも一苦労

上野から池袋までの山手線内で聞こえてきた会話「東京も今日は気温が上がりませんと聞いてきたが。何だこの暑さは!海水浴でもしたくなるじゃねえか、なぁ婆さん。」真冬日が続く東北からのお出ましなんだろう。当方と同世代のご夫婦である。お父さんは手拭いで汗を拭われていた。昼頃の車内だったので確かに気温は少し上がていたが、それでも週末から今日まで凍える寒さである。ところ変われば品替わるだろうが、体感の感じ方も随分異なることが分かって笑い出しそうになった。

寒さにか負けていたが、やっと来週の半ばから志賀高原にスキーに行く決心がついた。電車の時刻を調べてネットで指定席を予約し、切符を受け取りに行く段になって、3割引きの恩恵に与れるジパング倶楽部会員手帳を取り出すと、何と昨年末で期限切れになっている。慌てて電話で問い合わせると、12月に失効していると、新規発行になり、手続きもが面倒くさく、日にちも数日かかるらしい。更に新規会員様なので当初3回目までは2割引きとさせていただくことをご了承くださいと来た。

ご了解いただければ、郵便局で先ず会費を振り込み、その領収書をファックスしてもらえば、会員証を郵送させて頂きます。こんな紋切り型のお姉さんに付き合っても仕方がないので、散歩がてら上野駅の事務局まで足を運んでみた。窓口が3つあって、番号札を引いて待つこと15分ほどだったか、出てきたのがJR東日本を退職したててな感じの初老の小父さん。こちらの話を聞いて「一応古い会員手帳はお持ちでしょうか?一寸拝見させてください。」と対応が先程の電話サポートのお姉さんとは大違いだった。

これは望みが持てそうだと早速提示すると、直ぐに端末をはじいて「成程もう6回も更新いただいていますね。これで初回の赤い表紙の手帳では申し訳ありませんので、有効期限12月で宜しければ普通の更新手帳を発行させて頂きます。」と有難い仰せ。電車賃を使って上野まで来たかいが有った。長野往復を3回、2割引きと3割引きでは4,5千円は違ってくるだろう。新しい手帳持参で喜び勇んで上野駅のチケットオフィスに行ってみたら、何時もの池袋駅とはこれまた大違い。

格段に広くて窓口の数が全然多い。余り待つこともなく順番が来たので、早速新しいジパング会員手帳を取り出して切符の注文に及んだ。ところが、ここでまた新たな失敗。家を出る前に時ネット上から指定席を確保してあったのだが、スケベ根性から1割引きの指定をしてあった。購入確定ボタンの前に赤い字でよく読んでくださいとの注意書きがあった記憶はあるが、いつもの悪い癖で読み飛ばしてしまったのだ。そこに「この割引はジパング会員には適用されない」旨明記されていたらしい。

勿論こちらに非があるのだから、割引は無しで普通に発行してもらえないかと依頼。これがまたコンピュータの難しいところで、ネット上の購入手続きはネット上からしか操作不可能である。勿論その事は十分理解できるので、今日の購入は諦めて帰宅した次第。

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