2013年1月26日土曜日

問題は食事だ

婆さんが手首を骨折して倒れてから、あっという間に1週間過ぎてしまった。久し振りに家事をせざるを得ないが、学生時代の経験を思い出せば大した負担ではない。何と言っても水道からお湯は出るし、電気洗濯機に大型冷蔵庫があり、ゴミは都がきちんと収集してくれる。一寸戸惑ったルーティンワークは暖房に使用しているストーブへの灯油の補給くらいか。玄関の内側にポリタンクが置かれていて、そこにストーブのタンクを持って行って毎晩補給するのだが、これが慣れないと結構厄介である。

婆さんの口先指導を受けながらトライするのだが、先ずは手が灯油だらけになること。次はポンプアップを止めるタイミングが微妙で、玄関に灯油をばらまくことになり、翌朝までオイルの臭いが家じゅうに漂ったりして、婆さんから「不器用ねぇ」と笑われてしまう。やっと手を汚さず補給が出来るようになったが、昨晩も灯油をオーバーフローさせてしまった。食事の用意や後片付け、洗濯なんぞはどうと言うことはないし、買い物なんかは全く問題ない。

起床時間を普段より15分ほど早め、帰宅を1時間繰り上げているが、別に仕事をしている訳でもなく、事務所で退屈する時間が1時間短くなって有難いぐらいのことである。しかし食事はやはり問題かもしれない。夕食は当初弁当などで済ませていたが、2日ほど前からストーブの上で魚を焼いてくれたり、包丁が使えないので手で千切ったブロッコリを茹でたりして少しずつおかずを準備してくれるようになったので、家で炊いたご飯で夕食が食えるようにはなってきた。

特に問題となるのが朝食である。我が家は結婚以来だと思うが、朝食はご飯に味噌汁と漬物、これがマストでおかずメインはあじの干物1匹とか焼き鮭の切り身一片とか卵焼き一個分程度に精々野菜サラダ一寸添えるくらいで、比較的軽く済ませている。土曜日だけは魚も肉も摂らずに納豆に卵の黄身とねぎと海苔をたっぷり入れてごはんにかけていた。デザートもほぼ決まったパターンで、基本がプレーンヨーグルト、これに季節のフルーツかドライフルーツを少々入れるのを常として、緑茶を飲みながら食うことにしていた。

太りやすい体質なので、朝も夜もごはんは軽く一杯、おかずもその間に食べ切れるくらいの量を目途として、おかずが多いと残すことも屡であった。婆さんもその辺は心得て、量と栄養のバランス考えてくれていた筈だ。ところが、この1週間の食事は非常に問題があるように思う。たまたま今日はプールが休館日なので体重を量っていないので明日はっきりするが、感じとしてどうも体重が増えている。夕食に食べていた市販の弁当も問題だろうが、最大の問題は朝食をパン食に切り替えたことにあるのではないか。

朝からバターやジャムを塗りたくったパンに市販のクリームスープを飲んでいると、どうも腹が重くなる。その上小分けになっているので便利そうと買ってきたヨーグルトが甘ったるい。トマトなんか残すと面倒なので一個分食べてしまう。夕食の弁当なんかも残さずに食べてきたがこれも問題だろう。スポーツの選手が多少年上でも食事の管理がしっかりできる女房を欲しがるのがよく分かる。

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