2012年12月2日日曜日

慶応義塾ってスゲー

昨日もそんなに忙しくなかったので少し書こうかなと思ったが、何故かパソコンが妙に重い。パソコンにもバイオリズムみたいものがあって、今日は不機嫌なんだろうと察して機械を1日休ませてみた。気のせいか今朝は普通にサクサク動く。多くの方が同じ経験をされていると思いますが、理由が分かる方には是非ご教示願いたく存じます。

一昨日の夜2年振りで大学の学部同窓会に出席してみた。慶応の文学部であるが入学当時の募集生徒数が確か600人だったような記憶がある。高校から上がってくる生徒が計算に入っていなくても精々650人前後であろう。
だが、一昨日の同窓会出席者はたったの11名。幹事の挨拶を聞くと、前年の出席者が20名ほどで、そのうち2名の方が今日までに亡くなられたそうだ。1年間に2名の方の葬式に参列するのは辛いものがあるとのことだ。

中学高校までは学校と行っても勉強と遊びが相半ばしているので、友人も沢山出来るし、友人同士の絆が強い。大学ともなると互いに人生の目標が定まりつつあるせいか、部活とかゼミのように同じ目的意識を持った仲間の絆は強いが、学部なんてものは、今進行中の選挙における政党のようなものだと思う。目的なんぞは二の次で取り敢えず当選(入学)できそうなところを選んでいるに過ぎない。但し学友名誉のために言えば、飽く迄個人的な感想。

だから学部同窓会なんぞ最初から無視して掛かる人が多いのは当然だろう。小生はたまたま同級生で学年幹事をしている友人と個人的に知っていたので、誘ってもらうことができた。もう大分前になるが最初に参加した時は、初対面の挨拶代わりに必ず「ゼミはどちらですか?」と聞かれ、ゼミを取れなかった者として常に恥ずかしい思いをしたものだ。勿論部活に関しても同じことである。でも流石こんな奴でも残り11名のうちに入ると同志扱いをされるので嬉しい限りだ。

やはり健康で長生きは有りがたい。序でに友人幹事の挨拶から面白い話を一つ。この友人1部上場企業の社長まで登りつめたが今や悠々自適で同窓会活動に力を入れている。昨年我々の卒業50周年を記念して各学部の幹事が母校への寄付を決め、文学部の目標3000万円に決まったらしい。友人はこの活動に力を入れ、あらゆる友人に寄付依頼をした結果、今日までに4300万円に達したので目標を5000万円に上方修正するのでよろしくお願いとのこと。

700人いたとしても1人平均7万円以上、自分のことを思うと恥ずかしい限りだが、不景気と言われる日本にも金持ちはいるものだ。やはり慶応義塾は素晴らしい。彼とは友人関係にはなかったらしいが、お願いの手紙2本で100万円を振り込んできた人がいたそうだ。彼の名前はニュースキャスターの森本毅郎さんとのこと。

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