2012年11月26日月曜日

今年最後の山歩き


3連休に山に行くかどうか財布との相談でかなり悩んだが、お金が残っても悔いが残ったのだは仕方あるまいと金曜日になって結局出掛ける決心をした。この期に及ぶと出かける先は雲取山ぐらいしかない。去年の11月末にも行き、今年の5月にも行っているので、目先を変えて秩父の三峰神社登山口から登ることにした。何度か通っているが、三峰神社付属の大浴場が魅力でいつも降りばかりだったので、始めて登ってみることにした。

土曜日は予想通り雨だったが、西部鉄道の特急乗車券1350円を買って明け方までに雨は上がるだろうと期待して寝た。ところが、朝4時頃目を覚ますと外は土砂降り。「こりゃいかん、特急乗車券は発車時刻過ぎでも払い戻してくれるかな」なんてせこいことを考えてもう一寝入りして6時前に目を覚ますと雨音が止んでいる。予報は、「雨が上がってもかなり冷え込み、関東でも山沿では雪の可能性も」と言っている。

雪ならまあいいやとの思いで予定の7時半池袋発の西武電車に乗り、9時頃西武秩父に着くと打って変わった晴天になっていた。三峰神社行きのバスは登山客で超満員、さすが雲取方面はそんなではなかったが、10人は楽に超えた登山者だった。こちらはどちらかと言うと裏口なので表の奥多摩方面からは相当登っていると想像はできた。

案の定、小屋に着くと200人定員の小屋が満員状態で、予約を入れずに来てしまったので受付で叱られてしまった。これは怒られて当然のこと。そのせいでもないが、16畳に25人詰め込まれたので期待していた状態とはかなり違った。でも部屋が寒いので却って温まって丁度良かったかもしれない。
当日は創業者のお祭りがあり、皆さんもどうぞと誘われて式に参列は善かったが、厳しい寒さには参ってしまった。

翌朝は4時に起床、山頂でご来光が見られそうとのことで、ヘッドランプにアイゼンを付けて6時前に出発。素晴らしいご来光に様々な思いや願い事して後、富士山から一寸頭を巡らせると北アルプスまでがはっきり見える冬の山景色を満喫しながら奥多摩駅まで約5里の道をハイキング。今年納めのハイキングとして最高ではあったが、疲れ方久々で、帰宅は婆さんが「こんなにいいお天気なのに、もう帰ってきてしまったの。」とびっくりするほど早い4時半頃。夕食を済ますといつもの山旅スライドショーだけして7時前には寝てしまった。

山旅の詳細はヤマレコでご覧願います。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-248430.html

2 件のコメント:

geotech さんのコメント...

爺さん、久しぶりです。
山には仕事で上がりますが、
登山の気持ちがよくわかりません。
きっと魅せられるものがあるのでしょう。
なぜ山に登るのかと尋ねたら、
爺さんだったらどう答えますか?

senkawa爺 さんのコメント...

geotechさん
ご無沙汰しています。コメントをありがとうございます。
こちらは大分寒くなってまいりました。中国地方はいかがでしょうか。

>なぜ山に登るのかと尋ねたら、
気分転換が第一でしょうか。いつも思うのですが、帰宅して一晩寝ると不思議なくらいすっきりします。
第二は自分の健康を確認したいという気持ちだと思います。大勢の登山者の中で自分が相当高齢であると確認できたり、お元気ですねと声を掛けられると心底嬉しくなります。
自分でもずいぶん単純だと思いますが。