2012年10月31日水曜日

我が日常

ブログはボケ防止にもなると思うので、極力平日の5日は毎日書きたいと思っている。しかし、いわゆる日記のように生活の記録みたい事を書くばかりでは、変わり映えの無い日常なので、子供の頃の夏休みの宿題と同じで毎日同じ内容になりかねない。そこで無理をして随筆風と言うか雑感みたいことを書くためにテーマなんかを決めて見たりしている。ところが元々知識が少ないうえにのインプットも少ないので書くことを探すのが一苦労である。

昨日は夕方までネット囲碁に夢中になってしまい、ついにブログをさぼってしまった。これだけのことで少し後ろめたさを感じてしまうのだから、我が日常のよく言えば規則正しいことの証明みたいものだ。広告会社勤務の現役時代、起床から自宅を出て会社に出勤するまではルーティン化されていたが、会社に着いて帰宅するまでの半日以上は毎日が千差万別、何が起きるか分からない楽しみもあった。

当時は毎日大学ノートに業務日誌みたいものを書いていて、辞める時には相当の冊数になっていたが、何時だったかすべて焼却処分してしまった。時々何かの拍子で、当時を思い出したいと思うことがあるが、もう叶わない。考えてみると、文字に書き残す習慣があったからそうなのかもしれないが、記憶力がよくない。特に一晩寝てしまうと大概のことは忘れてしまう。今もこうやって一所懸命書いているこのブログなるものも、忘れるために書いている気がしないでもない。

読後感なんかは特にそうだ。読み終わって翌日にさっぱり忘れてしまうなら、何のために読んでいるか分かりはしない。「ごはんを食べて排便してまた腹が減るなら最初から食わないでいた方が合理的」とは言えないから、何がしかの栄養分が脳みそにこびりつくことを期待する他ない。今朝見ていたテレビで石原慎太郎氏の海馬は50歳代と太鼓判を押した医者がいた。

我が頭の中を診察してくれた脳神経科の先生は「あなたは痴呆とまでは言いませんが、海馬は年相応に委縮が始まっています。」と太鼓判を押した。人さまざまだから、石原氏のことは偉いものと感心しておこう。でも口惜しいから「こちらの脳みそは毎日シェイプアップしている」と思いたい。体型についても同様だ。仕事をやめて暇になっても、毎日少しずつ運動する努力を続けているので、三食きっちり食べていても10年前に比べて7㌔減らした体重を維持している。

いつまで続くか分からないが、心も体も軽い方が何かと好都合だ。

2 件のコメント:

geotech さんのコメント...

爺さん、こんにちは。
毎日の日常を垣間見ました。
爺さんの豊富な人生経験をもとに、
わが人生史なるものを書いてみては
いかがでしょうか。
若い頃の思い出とかを綴っていると、
自分の考え方の根底みたいなものの
形成過程が発見できるかもですね。
要らぬお節介でした。

senkawa爺 さんのコメント...

geotechさん
貴重なアドバイスを頂きありがとうございます。
でも残念なことに、肝心の記憶がほとんど無いので、叶わないかもしれません。