2012年10月26日金曜日

やれば出来るじゃないか

昨日は特にすることがなかったので、用も無いのに数人の友人に電話をして飯の約束(みんなゴチになる話ばかり)をしたり、先月採血の約束をしていた泌尿器科の医者に行って「風邪気味なので採血は次回に伸ばしてください。」言い訳して薬だけを貰って来たりした。その後で読後感を書いていたら、夕方になって参加しているNPO幹部から電話が来て資料作りを頼まれてしまった。

頼まれると嫌と言えない性格かもしれないが、少し不吉な予感がありつつも気安く返事をする悪い癖である。「明日朝いちばんには上げますよ。」内容はワードで整理された資料を少し整理してパワーポイントに変換すること。仕事から随分遠ざかっていたのでパワーポイントを開くのは久しぶり。大丈夫かなと心配ではあったが、他人が書いた文書の骨格だけ持ってくればいいだけなので、明日を待たず手際よくこなせたと思って、仕上がりを幹部に送付した。

ところがである。再度かかって来た電話で、挿入されている図表に少し手を入れてくれとのこと。これは面倒なので、後継の社長か元スタッフに振るべく電話をする。こんな時に限って全員今夜は手が空かないとつれない話。お金にならない仕事だから無理をいう訳にはいかない。仕方ないので自分で作業を試みる。ところがパソコンと言う代物、少しくらい経験があっても普段触っていないとなかなか思うように操作できない。年のせいか生まれつき記憶力が悪いせいかは分からないが、自転車や自動車の運転とは大分違うと思う。

先ず思いついたのが、イラストレーターと言うお絵かきソフトがあるので、これで開けば何とかなるだろうと、トライすると全く開かない。何でもそうだろうが、最初に思いこんだ道に見切りをつけるのは難しいのか?仕方がないので一から作り直してやろうと思い、帰宅時間を1時間延長して作業に取り掛かった。途中で何度も元スタッフと電話で相談しながらのことである。ところが、これもまた途中で1時間では上がらないことがはっきりした。

勿論慣れている人なら1時間もかからない筈。婆さんと約束していた8時半となると腹も空くのでやっと諦めた。飯を食いながら「今日は折角面白そうなニュースがあると思った瞬間に電話があってさぁ、このざまよ。」と言うと「あんな下らない呆け老人の老害のニュース見る価値無いわよ。」とのご託宣。それもそうだ、早寝して明日早く事務所に行こうなんて考えているうちに「待てよ、入り口を間違えているのでは?」と思いつく。

今朝いつも通りに事務所に来て、昨夜作り掛けたファイルを全部破棄して、改めてオリジナルのワードファイルをいじってみると、何のことはない。簡単に修正が出来てしまった。人間慌てると却って難しく考えてしまうこともあるので気を付けたい。反省しきりの一方でパソコンの機能ワード一つとっても上手くできているし、とても使いこなしていないことを実感した次第。

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