2012年5月20日日曜日

娘と孫

昨日は娘夫婦が孫を連れて来宅してくれた。孫は3歳と半年で先月近くの幼稚園の年少組に入園を果たした。おしめも外れないで、しょっちゅうベビーカーに乗っている赤ん坊が大丈夫か、と気が気ではなかった。まだ寒い頃、入園の報告に来た娘に心配を伝えると、あっけらかんとしたもので『「名前を言えるようにだけはして下さい。」と言われているからそれだけは何とかなりそう。もしだめなら(ついて行けなければ)退園すればいいんだから。』

婆さんは娘のところで誰か寝込んだなんて聞くとにお手伝いに飛んで行ったり、しょっちゅう電話でやり取りをしているので、ある程度の話は聞いていたが、直接顔を見るのは2か月ぶり以上だろう。午前中お父さんは仕事があって、最初に娘と孫の二人がやって来た。聞くと東武東上線の大山駅から30分かけて歩いてきたらしい。チャイムが鳴る前に婆さんと「きっと歩いてくるだろうな。」と話していた通りだ。婆さんに言わせれば自転車で買い物には出掛けるが、歩いて行く気は絶対しない距離だ。地図で測ると2キロ強ある。

3歳だからベビーカーは要らないだろうが、30分ノンストップで歩くのは大人でもきついような気がする。兎に角元気のいい挨拶に、たった2か月やそこらで随分変わるものだと先ずは感心した。彼は我が家に来るのを大変楽しみにしていたらしい。理由は様々ありそうだが、玩具を沢山こちらに置いているのも大きな要素らしい。特に我が部屋でお預かりしているプラモデルの電車や列車関連のビデオが気になるようで、早速に爺の部屋に飛んで行った。

未だ昼飯には少し早い時間だったが、大人3人は早速ビールで乾杯。婆さんの手料理をつまみに酒盛りをしながら、孫の新しい日常について話を聞いた。何でも近くに2か所の幼稚園があって、娘が選択したのはマイナーな方だ。しかし娘はその選択に大満足しているらしいので、親としてはほっとした。但し園長先生がすごく怖いスパルタおばさんで、親達は恐れているとのこと。

しかし、娘は母親の年齢としては最年長なので、園長先生の仰ることはよく理解できるらしい。要は「躾は自宅で責任を以てしなさい。」と親に向かって毎度説教(ミッション系で仏教ではない)をしてくれるそうだ。ところが担任の先生方は皆さん凄く親切との事。(年少30人が2組に分かれ、1組に二人ずつ先生がついている)かねて心配のおしめについて聞くと、「おしめはしてこないように指示を受けているので、外して通っている。」との答え。

びっくりして聞き返すと、「お漏らししても、先輩が残してくれた替えの制服がありますので、こちらで着換えさせます。」てな事で至れり尽くせりの対応をしてくれるようだ。又プールにも連れて行くらしいが、最初いきなり園バスに乗せられた時、孫が大泣きしたらしい。どこかに浚われると思ったのだろう。でもその日孫が帰っていうには、「プール、楽しかったよ。」だったとか。

明るいのが一番だが、子供心に親に心配を掛けまいとする気持ちがもう有るのかとびっくり。単語は大分増えているが、文章になる日本語を発するまではまだ相当の日数が必要なのだろう。兎に角昨日は一度も泣かず、ぐずることもなかった。幼稚園の先生についてもっと書きたかったが、長くなりすぎたので省略するが、職業人として改めて尊敬の念を持った。娘親子には退園処分にならないよう頑張ってほしい。

2 件のコメント:

しあわせさがし さんのコメント...

やんちゃ姫ちゃん、入園おめでとうございます^^
わが家のチビと一緒です。
色々微笑ましいエピソード・・・
よ~くわかります♪

それにしても2キロを歩くなんてすごいです。
わがチビは口は達者ですが、すぐ抱っこをせがみます^^

ふふふ、退園になんてなりませんよ~~~

senkawa爺 さんのコメント...

しあわせさがしさん
コメントをありがとうございます。
お祝いして頂きありがとうございます。

但し、我が孫ですが、婆さんの期待に反して坊主なんです。
孫は3人しかいませんのに何故か全員男の子です。
私は大いに結構と思っています。