2012年2月3日金曜日

一陽来復

今日は節分、表題の意味には季節的に冬が終わって春が来ること、新年が始まること以外に「悪い事が続いた後で幸運に向かうこと」があるらしい。

今朝は又馴染みの枕詞「この冬一番」が付くほどの冷え込みだったが、昼頃になると、正に一陽来復。陽だまりに佇み春近しを思わせるような暖かさを感じることが出来た。と書いたのは東武東上線沿線に住む友人からの誘いが掛かり、高校の同期生4人で野菜畑の真ん中にぽつんと立つ飯屋で昼食を共にしたからだ。場所は川越の近くであるのは確かだが、友人の車に乗せてもらっているだけなので記述できない。

この店が実に洒落ていて、和風の蕎麦屋のようではあるが店の作りは何となくレストラン風でもある。店名は忘れてしまったが、湯の下に火を書いた字を使っていた事だけ覚えている。(水の下に火を書くなら分かるが、湯は下に火を書かなくても湯じゃないか、と軽口を叩いていたので)メニューは麺類以外に野菜をメインにしたおかずが沢山ある。

野菜畑の真ん中で地産地消を実践しているのは一目瞭然で、説得力もあるし料理も美味かった。どこから来るのか客も多く、昼直前に飛び込んだが既に10数台の駐車場も数台分しか空きがなかった。店内に入ると既に空席待ちのが先客あり、日向ぼっこをしながら20分近く待ったろうか。春近しはその時の思いである。

一緒に行った4人は一昔前までゴルフによく一緒した仲間。うち小生ともう一人は既にゴルフは辞めている。久し振りに飯でもと言って集まったのだが、二人が飯前の運動にゴルフの打ちっぱなし練習をしたいとの事で、練習場に同行した。温風機に温まりながら二人の練習を見ていたが、他人がクラブを振り回すのを見ているうちに自分もクラブを握りたくなる。友人の好意でクラブを借りて2ダースぐらい打っただろうか。

3年近くクラブをに触っていなかったので、最初どこか変だったが、10数発打っているうちにそこそこのあたりが出るようになって面白かった。いろいろな話をしたが、一人は株で飯を食っているか蔵を建てたほどの経済通。今年の見立ては、国の予算がたっぷり付いたし、昨年のリバウンドでかなり景気は上向くだろう。てな事で株をやったらと薦められた。

ゴルフも株も小生にはもう縁が無いだろうが、個人的な事は置くとして、今日の陽気のように世間に明るさが戻るのは何よりだ。節分に相応しい1日だった。

4 件のコメント:

かをる さんのコメント...

本当に春近し・・と思わせていただけるような明るい節分の日のブログ内容でした。

景気がよくなると言うのが嬉しいです。

senkawa爺 さんのコメント...

かをるさん
コメントをありがとうございます。

>景気がよくなると言うのが嬉しいです。
本当にそうなるなら誰にもハッピーで、願ってはいますが、私の見通しではりませんので、念のため(笑)。

DonKoba さんのコメント...

地産地消のレストランは鮮度と食材の安心感からどこでも人気が出てきたようですね。アメリカの失業率が減り、自動車産業もオバマ就任の頃に比べたら格段に改善したと、オバマが一般教書で力説していました。しかし、イランの核疑惑で、次第に一触即発の事態が近づいている感じもします。ヨーロッパの信用不安も解消されていないし、昔のように世間全体の景気が良くなるようなことは余り期待できないのかも知れませんね。株で儲ける人は経済のまだら模様の間隙をぬっているのかも知れないですね。

senkawa爺 さんのコメント...

DonKobaさん
コメントありがとうございます。
雛には稀でなくて、田舎にも結構美味しいレストランができるのは嬉しいですね。
経済通の友人が言っていました。
株の売り買いは潰れる寸前の会社でないと意味がないのだそうです。
なんでも今年になって何倍にもなった株があるそうです。確か橋梁関係とか言っていました。同じ建設関係でも鹿島や清水は1円の上がり下がりするのも大変なことのようです。
とても株に手を出す気はしません、笑。