2011年11月15日火曜日

アロハシャツ

北関東以北はやっと初雪の便りだが、東京はまだ相当暖かい。ラニャーニャ現象で今年の冬は寒いと言われるが、初雪もだいぶ遅れた。どうも天気の長期予報は当てにならない。寒い季節は寒く、どうせ降るなら雪もたくさん降ってもらいたい。差し障りのある人もいるだろうが、正直な気持でもある。

閑話休題
先日冬とは無縁のハワイのホノルルでAPEC首脳会議なるものが開催された。ハワイ気候風土を思えば日本人にとって人気があるのはよく理解できる。小生ですら行った事のあるハワイに、野田総理が行くのは20数年ぶりで、高校時代にクイズ番組で優勝したご褒美だけと言うのも少し意外だった。総理は相当に真面目人間かも。

小生には国際会議の意味など難しすぎるので、いつも会議の内容は無視している。今回も同様だが、新聞テレビの報道で出席者の服装だけが気になった。確かこの会議は、どこで開催されても出席者全員ご当地のご衣裳で記念撮影をするのが恒例であったと記憶していた。今回は当然全員アロハを着せられて記念撮影と思っていたら、全員スーツ姿ではないか。

こりゃ何故だろう?アロハシャツはアメリカの一地方の民族衣装に過ぎないからだろう、と勝手に解釈して婆さんに同意を求めた。そんなくだらない事はどうでもいいでしょう、と言われたが少し気になっている。日本のクールビズもだらしがないので嫌いだが、やはり首脳級の国際会議なのだから、これからも今回のようにせめてスーツにネクタイは着用してほしいものだ。

もう一点気になったのは、野田総理の記者会見で参加国について「エコノミー」と言っていたことだ。これも知らないのがいけないようで、大分前に香港や台湾が参加したので「国」は使用していないらしい。勿論国旗や国歌も無しのようだ。それだったらアロハシャツは余計すんなり馴染みそうだが、
そうはなっていない。と言うことは、アメリカ人の中にも意外にまともな人間が居たと思いたい。

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