2011年8月4日木曜日

ブログの世界

八月に入ったのに天気はあまりぱっとしない。ここ二日続けて昼時に激しい雨が降った。夏の夕立であればそれなりの風情もあろうが、真昼間に梅雨末期の集中豪雨が襲ってきたような気配である。何かを改めよとの天命が下っていると受け止めると文明人とは見られないかもしれない。しかしそんなことも考える人は少なくないだろう。それにしても今年、厭な年になってしまったのは、アサド元エジプト大統領だけではあるまい。(リビアのカダフィさんなんかどうしているのかなぁ)

先日知人の日記に以下の記述があった。
「今年は生まれ年の(西暦)の下二桁に今年なる自分の年齢をたすと誰でも111になる。即ちすべての人が再生や一からのスタート 。生まれ変わり新しい自分の発見できる年だそうです。」
これを読むときっと誰もが何か良い事を期待したくなると思うが、成程と思う人が少ないのではないかと心配になる。

でも小生は新しい自分を発見しようと努力をしてみたが、発見できたのは今までイメージしていた自分とは全く異なる老いた自分でしかない。でもこの発見をきっかけにして、再生を諦め、今までとは全く別の何かを求めるのも一興かもしれない。たまたまであるが今週もう久しく会っていない従弟がmixiに参加してきた。親戚や友人と遠く離れて暮らしていても、便を頻繁に交換できるようになるし、知らない人でも毎日のように日記を交換し合っているうちに友人のような気分になってくる。インターネット世界の弊害もあるようだが、小生は身の丈に合って、評価に値するところ選んで利用しているつもりだ。

パソコンの前に座っていれば、毎日のように広い世間を駆け巡り友人知人と会った気分になれる。何十年も前、パソコン通信なるものが日本にも導入された頃、当時の通産省の若手官僚が言っていた。「テレビが世界への窓を開いたとしたら、パソコンは世界へのドアが開きます。」確かにその通りになった。彼は今どうしているだろう?インターネットは体力をほとんど使わないのだから、まさに老人向きで有難い話だ。従弟のように多くの友人が同様の思いになってくれること願ってやまない。

1 件のコメント:

しあわせさがし さんのコメント...

ブログの世界、ネットの世界は
まさに魑魅魍魎ですね。
良くも悪くもが紙一重の感じです。
うまく使いこなせば、こんな楽しい世界はありません。
未知との遭遇・・・わくわくです。