2011年6月23日木曜日

空中と水中どちらが安全?

昨日は夏至との事。実際はこれからどんどん暑くなるので、未だ秋が来るまでは少し時間が掛かるが、あれよあれよと言う間に半年が過ぎてしまったような気分だ。朝夕通るご近所に、季節の花を家の前にずら―と並べて目を楽しませてくれるお宅がある。先週あたりからは色とりどり大輪の紫陽花が折り重なっていたが、今日気が付いたのはやはり何色もの大きな百合の花だ。確かに花々は今が真っ盛りの感がある。今週は山形から頂いた美味しいさくらんぼも沢山いただいた。桃は未だ食べていないが、これから秋に向かって果物が美味しくなっていくのも楽しみだ。しかし花も実もやがては終わり、枯れ葉が舞い寒い冬が来る。

お天道様が頭の真上にあるのに、そんなことまで考えてしまうのも歳のせいだろう。身体の劣化は如何ともなし難い。少しでも劣化の速度を遅くしたい一心で、毎週土日曜にプールに通って水泳をしている。しかしどういう訳か知らぬが、週末になると鼻水に悩まされる。寒い時は風邪を引いたかと思ったりしたが、暖かくなっても同じ症状がでるので別の理由かもしれない。一種のアレルギーかもしれないと行きつけの整体士さんが言う。彼は故郷の石川に帰ると、必ずアレルギー性のアトピーが発症するらしい。看護師の資格を持つ彼が言うには、原因は田んぼに撒かれた農薬が空気中に漂っているらしい。

福島の放射性物質も同じ事だろうが、透明に見える空気中にはいろんなものが漂っているものらしい。ましてプールとなると、中に投入されている薬は半端な量ではない。主には殺菌用の塩素系の何かだろうが、廊下に積み上げられているポリタンクを見るとぞっとする数量だ。恐らくコップ1杯でも直接口にしたら、死なないまでも大変な事になるであろうことは想像に難くない。小生の鼻水の原因も犯人はその事にすれば簡単だが、ある風邪薬を飲むと直るのだから混乱してしまう。こういう事は町のお医者さんに聞いても解決しないのが悩ましいところだ。福島近隣の地域でお子さんを持つお母さんが、線量について心配し、行政に問い合わせてもまともな返事が返ってこない事と似ている。本当に分かる人は少ないのだろう。

中部大学の武田邦彦氏によると次のように言っている。以下彼のブログから引用。
>実際のデータを見てみますと、福島原発の中の放射性物質の量は、3月中旬と4月中旬を比較すると1ヶ月で10分の1に減っています。ーー中略ーー今ではさらに小さく、1000分の1ぐらいでしょう。つまり、すでに福島原発は最初から見ると1000分の1ぐらいの大きさしかない原発ですから、あまり心配はないということです。<http://takedanet.com/2011/06/post_cbe4.html
一方、京都大学原子炉実験所の小出裕章氏のよれば、福島の核燃料は既に一部地中に洩れ出し、間もなく地下水脈にぶつかるととんでもない海洋汚染が始まるとも言っている。

原発事故と小生の鼻水を一緒にして申し訳ないが、医者や学者の見立ては難しくてよく分からない。どっちにしても心配をしておいた方が間違いは無いだろう。整体士さんとの話に出たのだが、健康のためと言えばゴルフ。小生は止めてしまったのだが、あの芝に撒かれる農薬も石川の田圃に撒かれる農薬や我がプールに投入される殺菌剤同様、かなりの量で空中を漂っているに違いない。ゴルフと水泳、果たしてどちらがお薦めかな?婆さんの答え「何もしないのがベスト」

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