2011年6月21日火曜日

カレーライス

家の婆さん料理が得意で、和風洋風中華風いろんな料理を食わせてもらうが、カレーライスだけは家で食わせてもらった経験が殆ど無い。二人分だけのカレーソースを作っても面白くもなんともないらしい。あれはやはり鍋に沢山作って初めて醍醐味が出るものらしい。

ところで小生はカレーライスが好きである。従って昼にはよくカレーライスを食べに行く。カレーライスて奴はインドあたりが起源かもしれないが、日本のカレーライスは元祖や本家とは全く別のものだと思っている。インドカレーやネパールカレーもよく行くが、ソースの種類が豊富の割にビーフにお目に掛かる事は少ない。チキンとかマトン又ポークとかシーフードとか野菜等のソースをチョイスして、大抵の場合、後はナンとラッシーを注文することが多い。

カレーライス又はライスカレーと言うべきは、ごはんの上に最初からソースが掛かっているか、ソースが別盛になっていても取っ手のついた容器で、ごはんに直ぐ掛けられる状態になっていなくてはいけない。半世紀以上前、東京に来て初めて、新宿中村屋のカレーを食べた時は、故郷のお袋が作ってくれるカレーと大した違いがないと思ったが、斜め向かいにあったキリンのビアホールでずっと安いカレーを注文した時に生卵が付いてきた時の方が驚きが大きかったし、美味かったように記憶している。当時は学校の帰りに立ち寄った、渋谷の宮益坂下にあった確かインディーとかインディラて言うお店だったと思うが、ここのビーフカレーも美味かった。

最近も好んで足を運ぶ店が何軒かある。実は今日も行ってきたのだが、有楽町の銀座インズ1地下に素敵庵がその一つ。ここはステーキハウスだが、ランチメニューに限ってビーフカレー980円が供される。カレーライスにしては高いと思われるだろうが、決してそうではない。たっぷりかけられたソースの中にはとろけるくらい柔らかくなったビーフの角切りが転がり、定番の赤い福神漬と大粒の白いラッキョが脇に乗り、ごはんの上にはレーズンが散らされている。別に白菜の漬物の小皿も付く。更に、食前にはサラダ(和風とトマトの角切りのどちらか)ボウルがあり、何時もトマトを選ぶのだが、ドレッシングの味も良いし量もたっぷりある。デザートはコーヒーか甘党系のチョイスになっている。いつも大抵後者で本日はバナナプリンだったが、これで腹一杯にならない方がおかしいくらいだ。

もう1軒は池袋東武百貨店地下2階の食品売り場の一角にあるスタンドで「サンマルコ」メニューは季節の野菜とか牡蠣とかいろいろあるが、定番はやはりビーフとかポークとかシーフードだろう。小生が気に入っているのは小皿で出てくるザワークラウトとは別に、カウンターに置いてある付け合わせで、レーズン、ピーナッツの砕いたもの、パイナップルの角切り、刻み青菜の4種類を好きなだけかける事が出来る点だ。ビーフカレーであれば680円と値段も手ごろ。

ついでにもう1軒、やはり地元池袋西口にあるカレーショップC&C、10人も入れば一杯になる小さなスタンドショップ。ここの400円のポークカレーはお薦めできる。付け合わせは好みでスタンドに置いてあるラッキョと福神漬を好きなだけ。小生はいつもこれにソフトエッグ1個60円をまぶして食す。カレーショップは大抵どこの店でも辛さを選べるが、小生はどちらかと言えば余り辛いのは得意ではない。昔学習院近くの明治通りに辛さを10段階で選べる屋台に棒を振ったような店があり、フジテレビの営業マンとよく行った。いつも順番待ちで食べた記憶なので、先日探してみたが、見つからなかった。まさかフジテレビ移転で店仕舞いになったとも思えないのだが。

2 件のコメント:

kiona さんのコメント...

美味そうですね、カレー食べたくなりました^ ^

senkawa爺 さんのコメント...

KIONAさん
コメントをありがとうございます。
素敵庵の980円ランチは豪華です。機会があったら是非寄ってみてください。最近政治がつまらないのでついこんなネタで暇をつぶしています。