2011年6月20日月曜日

父の日定番「孫の事ども」

土曜日に父の日のご挨拶との触れ込みで、上の娘夫婦が孫の顔を見せに来てくれた。孫は2歳半である。僅か2ヶ月ちょっと前に見た時は、笑顔は可愛いと思っただけで小生とのコミュニケーションは殆ど無きに等しかったが、今回は日本語らしき音も聞こえて、ある程度のコミュニケーションが出来るようになってきた。これから約10年、こちらが生きていれば彼が小学校を終わる頃までは日を追って可愛さが増していく事だろう。

娘夫婦と酒を酌み交わしながら、若い頃の自慢話をして良い気持ちになった。婆さんは何でも知っているが、娘は初めて聞いた話だったようで目を丸くして面白がっていた。何時までも宴席に居ると婿殿が緊張してかわいそうなので、早いとこ碁会所にでも行けばよかったのだが、こちらも調子に乗って大分飲んでしまったので少し疲れ気味だ。賑やかな一家が帰宅した後の夕食時、孫達の事についてあれこれと話をした。老夫婦にとっては互いに疲れた顔をしながらも、一番楽しい時かもしれない

最近は会えていないが、下の娘にももう中学生になっている孫が二人いる。中学生に迄なってしまうと土日と言えどもする事が多くて、祖父母の家に遊びに来る時間は無くなってしまうらしい。兄の方とは正月以来、弟は2月にスキーに行って以来会っていない。二人ともバスケ部に入ってしまったので、休日も殆ど練習と試合で潰れてしまうらしい。下の娘は休日は平日より早く起きて、二人分の弁当を作るので大変らしい。何処の家でも子供は元気らしいが、親は何かと大変そうだ。普通の親はこの上更に子供の成績まで心配するものだと思うが、下の娘はそっち方面は全然気にしないらしい。

多分土曜日に来た上の娘の方が、この甥っ子の勉強を心配していると思う。昔勉強の面倒を見てやった妹が平気な顔をしているので、少しイライラしているかもしれない。小生も口には出さないが、我が家は運動とはまるで無縁の家系だ、なんで、兄弟揃ってバスケ部へなんか入っちゃったのか、と思っている。ま、運動しなければ勉強が出来るようになると言うものでもなかろうから仕方がない。孫の人生は孫が決める。少し寂しい気もするが、子供の成長とはそんなものだろう。


バスケをしていても平日に何日か夕方の練習の無い日があるとと言う事を婆さんはちゃんと知っている。何でも先日電話に出た孫が「家に来て美味しいものを作ってよ。」と言ってきたからとの事で、今週木曜日に行ってくるからとの事だ。これもちょっと羨ましい。小生もいつか練習でもいいから見に行きたいものだ。

2 件のコメント:

かをる さんのコメント...

おはようございます。
楽しいお酒だったようですね。ほころぶお顔が想像できます。
孫もだんだんと忙しくなるから、寄ってくるのは小さなうちですね。
私たちもそんなものだったです。
でも、まだ、おばあちゃんは出番がありますが
おじいちゃんは、少しさみしい…これ、定番のようです。

senkawa爺 さんのコメント...

かおるさん
コメントをありがとうございます。
孫は男子なのですが、仰る通り婆さんは「餌」という強力な武器がありますので、出番が幾らでもあります。
羨ましくても仕方ありません。爺さんは寂しくなる一方です。