2011年5月14日土曜日

小心者

昨日Blogerの不具合でアップできなかった日記を今朝アップします。

今回の原発事故について最早人災だとか責任論を論ずるつもりはない。政治家やメディアは面白がって責任問題を玩具にする。「だったら代わりにお前がやれ。」と言って辞任すればさぞさっぱりすると思うが、報酬ゼロでもその座にしがみつくのは何故なんだろう?他人の思考回路については理解不能だ。

娘夫婦が住むアパートの階下に中国人夫婦が住んでいて、事故後緊急に帰国したそうだが、2カ月過ぎた今又日本に帰ってきたそうだ。如何なる根拠があっての行動か聞いてみたいものだ。今度の大事変については考えさせられることが多い。自分に直接の被害が無いのだから、あまり深刻に考えないのも少し無責任かもしれない。それより無関係とする考えそのものが間違っているのだろう。もともと小心者なのだから素直に怖がろう。

神奈川のお茶に基準量を越える放射性物質なるものが検出されたそうだ。そもそも放射能とは如何なるものか、基準量がどういう意味を持つのか、具体的には何も分からない。ただなんとなく少し怖いかなと思ったりしている。神奈川まで放射能汚染が拡がっていると言う事は、関東平野や東京も間違いなく汚染されていると言う事ではないか。

我が家のプランターで取れた野菜は安全だ、なんて冗談に紛らせているが本当のところはどうだか分からない。口に出したり顔に出すのは悔しいので我慢しているが、怖くないと言ったらウソかもしれない。空には風を遮るものは何も無いし、海水はどこまでも広がっている。原発のお釜に2ヶ月間注水を続けているが、お釜の水が増えている様子が無い。放射能まみれのの水は地中に吸い込まれたり、最終的には海に流れ出すのだろう。世界各国が日本に対して非難めいた眼差しを向けるのは仕方があるまい。とは言っても根本を直すためには一定期間は仕方ないのだろう。問題は一定期間が数カ月か数年なのかだ。

小生も毎日のように魚を食っているが、神経質になればきりが無いし歳も歳だから放射能は無視する事にしている。しかし今度は生肉のO111中毒事件だ。小生は嫌いだが孫はレバ刺しが大好物らしい。年寄りと異なり若い人の事は別だ。「これからはあまり食わさない方が良いのでは。」と思わず言ってしまった。

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