2011年5月7日土曜日

浜岡原発停止要請

明日は母の日でもあるので、家内でもある婆さんは実家に宿下がり。実の母がまだ健在なのでたまの親孝行だ。お陰こちらは昨夜から独身生活。朝飯を事務所近くの松屋(牛丼チェーン店)で食っていたら突然携帯が鳴った。表示を見ると我がトレーナーの整体士Iさん。何事かと出ると「6時の方向を見てください。」と言っている。振り返るとお兄さんが手を振っている。朝のトレーニング10kmランニングの途中でこちらを発見してからかったらしい。それにしても毎日10キロとはご苦労な事だし、そんな時でも携帯を持っているとはやはり現代人何だろう。

プールは9:30からなので時間があるので事務所に来ている。最近は震災関係のニュースばかりなので、余り新聞やテレビを熱心に見ない。それでも今朝のトップニュース「総理、浜岡原発の停止を要請」は知っている。6時頃から半分寝ながらテレビ(サタずば)を見ていた。最初のゲストは民主党津村議員と自民党平沢議員・元毎日の解説委員岩見隆夫と元アナウサー田丸美鈴。後半に民主党で原発対策本部に入っている細野議員が出演と言うので前半も見てしまった。

総理の昨夜の発表もテレビで見たが、確かに総理がテレビに出ると視聴率を気にする民放の制作者は一刻早く画面を切り替えたくなるという気持ちが分かる。何故か気持ちが伝わってこないのだ。総理の評判は誰に言わせてもケチョンケチョンで、史上最低ではないだろうか。小生は場当たりであっても昨日の発表は歓迎すべきと思っている。しかし前半では民主党議員以外からは、この決定に至る経過が不明だ事の、海外に悪いメッセージが伝わるだの、原子力政策全体の議論が無くて何故浜岡だけなのかと、よくこれだけ悪口を並べられるものよ、と感心してしまった。


後半もみのもんた氏から細野議員に対し、誰に振りつけられたか意地の悪い質問が次から次へと繰り出された。小生もその昔みの氏と仕事をした事もあるので悪い人とは思わないし、司会者がなにか見識を持ち合わせていたり又司会者見識を求めてはいけない事は承知している。でも普通の視聴者はそうではないだろう。特にコメンテータとして出演している評論家の意見が共鳴する時は、その影響力は大きくならざるを得ないだろう。納得し難い気はするが、それが現代社会の実態だから仕方が無い。

それにしても細野議員の受け答えは前半と比較しては申し訳ないくらい説得力もあり、しっかりしていた。彼は静岡選出で浜岡は地元に当たるらしい。
さすがの意地悪軍団も、余り突っ込みが功を奏していなかったように思う。震災の復旧復興については未だ未だ議論が百出するのだろう。別に現政権が長く続く事をもって良しとは言わぬが、実際事に当っている人には「頑張って」としか言いようが無い。

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