2011年1月11日火曜日

久し振りにお正月映画

この三連休が今年初めての婆さんと二人だけのゆっくりした休日で、互いに本当のお正月気分だったかもしれない。婆さんは正月疲れを癒す事が出来たかどうか?亭主の料理が簡単に済む訳でもないかもしれぬが、少なくとも客用の料理を考えずに済んだのは事実。こちらは古い話になるが、中学から高校時代、お正月と言えば元日から映画を見に行くのが楽しみだった。今年は三が日に休んでいたルーティンの水泳をしたり、囲碁クラブに行ったりはしたが、久し振りに映画も見た。「アンストッパブル」如何にもアメリカ映画らしいヒーロー物語。

主人公は機関車の機関士と車掌(と言っても機関助手)。嘗て「バックドラフト」なんて消防士を描いた映画もあったが、ハリウッド普通の職業人をスペクタルドラマに仕立てるのが上手いなぁ。観た事は無いのだけれど、日本にも職業人をテーマにした映画が無い訳ではない。「海猿」何て映画のタイトルは良く耳にするが、何故か観に行かない。予告編など見ていて、最近の日本映画は大分水準が上がっていると感じる事もあるのだが、どうも嘘っぽいのだ。

ハリウッド映画もアメリカ人が見れば、嘘っぽさは同じかもしれない。何事も知らぬが花か。この映画もCG等の最新技術が駆使されているのだろうが、良く出来ている。いつも思うのだが、車の衝突とかヘリの墜落シーンはどうやって撮るのだろう。どう見ても本物に見える事もあるのだが、ひょっとしたら本物を使っているのかもしれないと思ったり、否そんなことあり得ないだろうと思ったり。何れにしても掛かる経費も稼ぐ金額も大分違う事は間違いない筈で、そこの因果関係を日本の映画人がどう考えるかだろう。

機関車なんか絶対本物を使えない筈だが、迫力満点なシーンが何か所もある。役者も良い。主役の黒人は知っているが相棒の若い方は初めて見たような気がする。観客のこちらが子供っぽいせいもあるし、「映画館は暖かいよ」と婆さんが言っていた通り、寒い冬には快適な娯楽だった。

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