不良老人の茶飲み話

結構な暑さが戻ってきました。併せて足の怪我も大分回復して、階段の上り下りもさしたる違和感がを感じずに出来るようになりました。今日は昼に竹橋まで行く用事がありましたので、帰りに皇居の外周を半蔵門まで歩いてみました。平日午後の3時頃ですから、流石に名物のランナーにも殆ど出くわすことなく、蝉しぐれを一人で聞きながら日照りと木陰の涼風を交互に味わってきました。ところどころに立っているお巡りさんに「ご苦労な事ですね」と目で語りかけると、相手も軽く頷いていたような気がします。

毎日このように歩く事を趣味にしていますので、事務所に下着のランニングシャツの着替えを用意しています。お巡りさんたちの下着はどうなっているのか心配になります。最近は山登りの装備として、下着なんかも速乾性のものが多く出回っていますが、こういった類の物は値段が高いのが欠点です。下着に凝る年代でもないので、愛用のランニングシャツなんかはどうせ1枚100円とか200円とかの世界でしょう。しかもそれを何年も着ているのですから、男の衣装代は安いものです。

下らない事を書きましたが、先ほど友人と話した事が頭に残っていたせいです。ビートタケシが若い人に言った話に「例え貧乏していても、たまには無理をして、高級な飯を食ったりお洒落をしてみろ。そのような努力が無いと貧乏を脱却して一人前の人間になれないぞ。」があるそうです。これを受けて友人が「我々若い時は皆貧乏だったが、時には随分と背伸びをして遊んだものだな。」と述懐していました。更に加えて「特に就職してからは、会社に交際費と言う便利なものもあったしな。」です。

確かにそうでしょう。若い社員でも先輩の腰巾着で毎晩遊びまわる事が出来たのは、先輩が交際費なる魔法のお財布を持っていたからに他なりません。長じて我々も大いに活用させて頂きました。芸能人であれば芸の肥やしでしょうが、サラリーマンの我々には何だったのでしょうか?少なくとも営業の肥やしには余りなっていないような気がします。しかしタケシさんが言うように、自分の成長に関してある種の肥料になっていた可能性はあります。

こんな事を考えると、現代の企業は税制面でも交際費が経費として認められず可哀そうなものです。先日から遊ぶ話ばかり書いているようですが、「遊び」は個人のみならず社会、経済の活性化に必要不可欠な条件だと思います。今の政治家の面々を見ていると、お勉強が出来たかどうか知りませんが、どう見ても「遊び」の達人みたい匂いを感じるが人いません。社員旅行や交際費を利益参入させる事で延びた税収と、その事で廃業の止む無きに至った旅館や飲食店と、その分減収になった税金の比較は出来ない筈です。

小難しい計算と理屈で景気を回復できるなら良いのですが、どうも社会が暗くなる一方のようにも感じます。このまま行くと結局は、景気回復は「戦争」しかなくなるのではとも心配します。何歳になっても不真面目な事ばかり考えている我々ですが、沖縄の問題解決には「沖縄に限ってカジノを許可して産業育成しかないだろう」との結論になりました。誰かも言っていたような気がしますが、慎太郎都知事が東京にカジノをなんて言い出したので、却って話が遠くなった気がします。石原兄弟も弟の裕次郎はかなりの遊び人だったと思いますが、兄はやはりお利口さんでのようですね。

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