10日の日曜日行きつけの碁会所で新年囲碁大会。6人のリーグ戦で目出度く1位。段級位に関係の無い組み合わせで、4子置かせる人が1人で後は全てこちらが置く手合いで3子4子7子9子の置き碁でした。ご存知の方いらっしゃると思いますがアマチュアの段位は6段迄です。従って強い人に7子も9子も置くと書くと私が3級か4級の級位者と思われるかも知れません。しかし私も一応有段者です、免状は初段を持っていますがアマチュアの免状段位はあまり当てに出来ません。
囲碁の実力は測り方が難しくて、プロとアマチュアがお金を賭けて真剣に勝負をしたらアマチュアの高段者が9子置いても勝てないだろう、と言う人もいます。当日私が9子置かせて頂いて打った相手はその碁会所の席亭(経営者)で大学の囲碁部出身、アマの全国大会優勝の経験者です。お正月なので賞品も豪華との事でした。普段は5子で教えてもらっていますので負けるわけにいきません。席亭も名誉にかけて同じ気分だったと思います。
普段の日曜日は午前中プールに行って体力を消耗してから午後碁会所に行くと決めています。更に半日に5局も打つと最後の方はただでさえ集中力が途切れてミスが出るものです。試合の順番はあみだくじで決めたのですが、不思議な事に私は石を置かせる人から始まって順に強い人、更に強い人とぶつかる事になりました。そして第1局目に負けてしまったのです。これは新年早々縁起でもないとがっくりしたものです。
ところが一昨日は幸いにもプールが休みでしたので午前中ゆっくりして体力を温存して出かけた所為だったのでしょうか、後がだんだん良くなって最終局まで集中する事が出来たようです。特に席亭との最終局は席亭の方も9子局だからいい加減に打っていた訳ではありません、真剣に対応してくれたと思います。これが囲碁の面白いところです。
他愛のない事ですが夕方帰宅して自慢話ができました。そうしましたら婆さんがもう一つおめでたい話をと言う事で、「小学校5年生の孫が少年館(休みのたびに遊びに通っている区の施設)のベーゴマ大会で優勝したそうよ。」
我が家にとっては春から縁起の良い話でした。
2 件のコメント:
新年早々縁起がいいことでおめでとうございます。
別に自慢することでもないのですが、私の妻は今は寝たきりですが、元気な50歳前半のころ女流3段でした。
(女流というのは相当甘いそうで小林さんには敵わないでしょう。)
以前の囲碁仲間のご老人が今年の年賀状で「碁会所のために貢献していただいたことは年月を経過しても感謝にたえません」と書いてきました。
何の社会貢献もせずこのまま終わる妻の人生かな?と思ってましたが、社会の片隅で小さな貢献をしてくれたんだなと妻を見ながら思っています。
takさん
コメントをありがとうございます。
奥さまが3段というのは初めて伺いましたが相当なものですよ。碁はお金を賭ける人もほとんどいませんし、穏やかでいい趣味だと思います。きっと大勢の方から慕われていらしたと思います。
奥さまの看病も大変とは思いますが、罪滅ぼし?に十分尽くしてください。
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