2009年4月23日木曜日

検査結果

今日先週の検査結果が出た。 前立腺8か所から採取した生体を、日大医学部の病理学の教授が顕微鏡をのぞいてくれたという事らしい。

結論的には悪性腫瘍は特に発見されなかったが、前立腺の内部に炎症があり、これがPSA数値を押し上げていたものと推定されるとの事。一先ずは安心しました。検査の後遺症で尻から腰にかけて痛みがひどい、とやや非難めかして言うと、「フン、当たり前でしょ」みたい調子でだんだん薄れてきますよとの事。 むしろ一晩で開放してやったのだから有り難く思え、とも聞こえる。

採取の針を突き立てる場所が病院によっては10か所以上20か所と言ったところもあるようだ。その場合の痛みは今度のようなものではなく、麻酔をしてオペし、入院も3日とか4日にならざるを得ない。後遺症も当然1週間程度ではおさまらないとの事。何れにしても今夜から湯船に浸ってもいいらしい。

プールの事は敢えて聞かずにおいた。自転車以外特にハードでなければ何をしてもいいという事だろう。腰の痛みは一から自己鍛錬をぼちぼちしながら回復を待つしか仕方がないだろう。そう思って久しぶりに往復1万歩の散歩を楽しみながら帰って来た。昨日ほどは暑くなく、街路樹のハナミズキ(豊島区の区花)が満開でとても爽やかな昼前だった。

又以下の雑談からこの先生のスタンスをある程度伺う事が出来た。

「先生ありがとうございました。結果が陽性だったらそれなりにショックではあったと思いますが、それより今後の治療方針について私の周辺から、先生以外の医師の意見を聴け。という声が必ず出てくるので煩わしくていやだなと思っていたのです。」
「セカンドオピニオンについてはそうでしょうね。私は自分で手術をしますが、よほど非常識でない限り抗がん剤や放射線で行きたいという意見が出て来ても、どうぞという事にしています。」

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