2025年5月1日木曜日

最近の報道から

 今日はまた月替わり、<夏も近づくく八十八夜~>とのこと。大型連休とてあまり変わった話は無いが、昨日からのニュースで気になったことが少しあった。一つは北朝鮮拉致被害者家族がアメリカを訪問して、担当の政府高官に協力を要請し、成果があったと発言したこと。トランプ氏が第1次政権時代に金正恩と直接面会した事実はあるが、今や北朝鮮はロシアのプーチン大統領と昵懇の仲、依頼すべきはプーチン氏のように思う。とは言ってもロシアと日本は殆ど互いに敵国状態、やはり無理筋なんだろう。

アメリカトランプ大統領は正に殿のご乱心状態。アメリカが豊かになる道なら他国のことは知ったことは無い。とばかり近い将来経済関係でアメリカを追い越しそうな中国経済の弱体化を狙って非論理的関税戦争の拳を振り上げた。アメリカの経済学者でさえ、自国経済への悪影響必死と警鐘を鳴らすが、殿には全く効き目が無い。中国も出血覚悟で喧嘩を買って出ている。ロシアや中国は外国との戦争で人民が死ぬことにあまり重大な関心示さないのが少し怖いところ。トランプ氏も負けを認めない事を信条としてるようなので、世界経済への影響は相当大きくなりそうだ。ただでさえ貿易収支の赤字が出始めてる日本、どう対処すべきか考えてる政治家が果たして何人いるかだ。

3番目もやはりアメリカ絡みになってしまうが、昨日のベトナム戦勝50周年記念行事。先日石破首相が訪問したばかりだが、外務省の担当は、この行事のあることについてどのように解説したのだろう?いつもアメリカ側に立っている日本のことだから、明白な祝意は言いにくいのかもしれぬが、パレード参観の貴賓席にはアメリカ大使も座っていたようだが、日本大使に関してはマスコミは何も言っていない。何れにしてもアメリカは第2次大戦以降諸外国でいろいろ負け戦を懲りずに繰り返しているが、ベトナム戦争程みっともない負け戦は無い。何と言ってもグリーンベレーなる言葉を覚えてしまうくらい、映画などによる前宣伝がすごすぎたので余計負け方のまずさが目立った記憶がある。北ベトナム軍を指揮したホーチミン氏は当時でもかなり年配だったようだが、如何なる経歴で勝ち戦をものにしたか、誰か解説してほしいものだ。

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