2024年6月23日日曜日

マイナンバー

子供の頃から親しい友人がしきりに日本の保守主義を嘆いて、アメリカ占領政策の失敗を非難する。彼はアメリカやヨーロッパ諸国に20年以上滞在しているので、かの国の家族の在り方、或いは個人主義が羨ましいのだと思う。気持ちは分からなくもない。日本の保守主義は家族を重視するので、自民党には有利だろう。実は小生にも家族主義傾向は多分にある。しかし、政治的には自民党派ではない。次世代は娘二人だけなので、我が家族主義は小生をもって終了。両親と同じ墓に葬られるかもしれぬが、死後は何も残らない。

生き方は親に習わず自由に生きて来たところが多かったし、子供たちも自由に生きることを願っている。だから、家族に依存する生き方が個人主義より正しいかどうかは正直分からない。家内は長年扶養家族のままだったし、個人主義を絶賛する友人も奥さんは一度も働いていなかったと思う。個人的には今問題になっている夫婦別性問題には直面したことは無いが、別性は容認されるべきだと思っている。その場合に問題になる子供の姓については、子供の選択に任せる方法はいくらでもあるだろう。

政治の世界はこんな単純な問題を何故難しく考えるのか不思議でならない。戸籍や住民票の表記方法少し変えれば済むだろう。幸いなことにマイナンバーが、思想信条の別なく総ての国民に付与されているではないか。個人的にはブログなどを書き綴る意味ががどこにあるか、ふと疑問が湧くが、これは自分自身に対する存在証明だと無理にこじつけて今日も続け、明日も続けるだろう。 

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