自慢は褒められないだろうが、自分で<働き者>と思っている。学校に上がる前から近くの家に水汲み、解説しよう。市内から少し腫れた田舎(松代町)に住んだ時代、そこには水道も井戸も無かったので近くの井戸のある家に行って水を汲ませてもらい、バケツに入れて自宅の勝手にある大きな水瓶に入れることが日課の一つだった。義務教育時代は、朝飯前に兄弟や父が手分けをして家の内外を掃き清めたり雑巾がけをさせられた。当時の学校は清掃員を雇うことはせず、生徒に掃除をさせていた。
高校に行くようになると、中学時代から遊びにっていた志賀高原の山小屋にお手伝いさんとして無料で宿泊させて貰う代わりにストーブの火入れや部屋の掃除など雑用をするために朝一番で起きるの習慣がついたし、人並みの時間遊べなくても長期間滞在することに意味があった。生活の中で経験が無いことは便所の汲み取り作業くらいかもしれぬ。これも小学校4年生の時、当時たまたま1年間だけ転校していた松本市内の小学校で農作業の実習があり、校内の便所から糞尿を汲み取り畑に撒く実習があって経験した。この時天秤棒で担いでいる桶から撥ね散った中身がズボンに着いた気持ち悪さは今でも記憶に残っている。
大学時代は会社勤めをしていた兄と同居だったので、家の掃除や洗濯はこちらの担当、食事は兄が作って、小生が後片付けをしていた。結婚後も家事は総て家内がしてくれたが、布団の後片付けくらいはしたかもしれぬ。家内が先立ってからは当然ながら何もかも自分がしなければならない。幸いか不幸かは別として、無職状態だから時間だけはたっぷりある。時間にあまり縛られたくないが、少なくても5時には起きて布団を押し入れに上げるようにはしている。
現在は湯沸かしも洗濯もすべて自動。家内生存中に利用していた食材配達の生協の利用はやめて、3日に一度スーパーに買い出しに出かけることにしている。調達した食材で、毎日朝食だけは自分で作り続けている。毎日作るので後片付けも毎日のこと。掃除は毎日しないので、埃が溜まるまでほったらかしているのが少し気なるところ。自家用車は無いし、家内が使っていた自転車でさえ利用せず、木戸の前に防犯用として置き放しにしている。機械を磨く必要が無いのがありがたい。
世の中連休の最終日、労働と休日に思いが及んだ。
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