2024年3月10日日曜日

ケジメの問題

 今日は昭和20年のアメリカ軍による東京大空襲の日。明日は東北大震災、続いて起きた東電福一原発事故の被害は、13年を経た今日に至るも継続中で大きくなる一方。先に述べた米国がもたらした日本社会の破壊も、敗戦から78年を経て尚継続していると言えるかもしれぬ。たまたま今日の報道に関連する事案を見つけた。朝日新聞デジタルには次のように書かれている『強まる米軍依存、オスプレイ飛行再開へ 防衛省幹部「拒否権はない」』

記事の冒頭は「米軍は8日、鹿児島県屋久島沖で昨年11月末に起きた墜落死亡事故を受けた輸送機オスプレイの飛行停止措置を解除した。日米両政府は事故原因を「特定の部品の不具合」とするが、具体的には明らかにしていない。日米両政府は今後、日本国内における米軍オスプレイの具体的な飛行再開時期を協議する方針だ。」となっているが、木原防衛相は「アメリカ側からは事故の状況や原因、安全対策について、前例のないレベルで詳細な情報提供を受けており、合理的だと評価している。」

と言われても一般国民(少なくとも小生)には何も理解できない。第一オスプレイなる危険極まる航空機はアメリカ軍でも評判が悪く、生産中止が決まっていて、残る生産予定は日本自衛隊への納入分のみと聞いた気がする。念のためGoogleの生成AI(gemini)に訊いてみた。応答は次の通り。

「オスプレイの生産中止は、2023年12月9日に沖縄タイムスが報じたことがきっかけで話題になりました。記事によると、アメリカ国防総省は2026年に生産ラインを閉鎖し、新規調達を終了する計画とのことです。しかし、その後アメリカ海兵隊は、オスプレイの生産終了は誤報であり、今後も調達を継続していくと発表しました。現在の状況としては、オスプレイの生産終了については正式な発表はなく、今後どのように決定していくのか注目されています。」

米国の海兵隊が発表したように誤報であったかもしれぬが、現在オスプレイを運用している国は米日以外そう多くないことは確かなようだ。

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