2023年12月6日水曜日

子どもたちの世界

 冬至前の好天は小春日和というらしいが、小春どころか春本番のような暖かさ。気が緩んで風邪がぶり返すのが心配になってしまう。テレビでも盛んに正月飾りの準備について報道が増えてるが、池袋の花屋や近隣のスーパーなどでは正月〆飾りのまがい物を売り場に並べている。今日は師走と言ってもまだ6日、これは例年のことだろうか?体感気温と合わず不思議な気分になる。そうは言っても正月は間近、心は正月の準備をしても良いだろう。

今年は個人的にはあまりハッピーな年でなかったような気がするが、本当に良い年だったと言える人がどのくらい居るのだろう?今日の報道で知った5年毎に行われる児童の国際学力テストの昨年の結果、日本の15才児童の実力(読解力、数学的応用力、科学的応用力を調査)が5年前に比べて大幅に向上したとのこと。日本はOECD加盟国の中では、読解力が2位、数学的応用力と科学的応用力が1位とのこと。前回テストはシンガポールが1位だったらしいが、コロナ禍の影響で多くの国が学力低下に悩まされる中、日本は健闘したらしい。

大人の世界はあまり褒められた話はないが、子どもの世界に関しては嬉しいことだ。人口減少が伝えられる昨今、精々少ない子供たちを大切にして、授業料無償化推進も結構なことだ。電車の中で小中学生を見ていると、確かに勉強のことを話す子供が増えているようにも感じる。孫の一人が未だ板橋区立中学3年生、学校での成績や進学予定は聞いたことがない。ただつい最近の話で、母である長女曰く、最近は休日でも近くの公園の掃除をボランティアでしているらしい。今はもう役職を外れているらしいが、何でも生徒会の役員をしていた以上簡単にやめられないとの事。結構だと思う。

そんな子どもたちを思えば、来年は明るい年になるだろう。

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