2023年7月22日土曜日

映画鑑賞

 もしもピアノが弾けたなら~という歌があるが、恥ずかしながら生来の音痴が情け無い。歌であれ絵画や書道にしても、何一つ自分で嗜むことは出来なかった。親しい友人で年賀状を必ず毛筆で送ってくれる友人がよく言っていた。「なに下手でもいいから、下手なりに揃っていれば良いのさ。」だから何でも良いから10年くらい真面目に努力すれば、人前に出せるものが出来るのかもしれぬ、なんて今更思っても後の祭り。時々音楽を聞いたり、美術展に足を運んで楽しむことにしている。

その音楽も家内の存命中はプレーヤーがあって、好みを聴くこともあったが、今は専ら放送頼み。侘しい限りかもしれぬ。仕方なくと言う訳でもないが、映画は昨日も書いたようによく観に行く。昨日観たこれまでの「ミッション・インポッシブル」はこれまでのシリーズとは全く異なる新シリーズの1作めらしい。主演のトム・クルーズもよる年波かどうか、一匹狼でなくてチームプレイに成り果てた。そのせいだと思うが、対決者側もチーム構成で、その分話がやたら複雑で分かり難い。

今の映画館はデラックスで音響などは素晴らしいが、空調が効きすぎて3時間も座り続けて身体が凍えそうになったくらい。指定席制度が進んでいるのだから、これから入場時間を本編開始直前にする必要がありそうだ。有楽町での映画鑑賞の楽しみのおまけは近くで美味い食事にありつけること。昨日も終演が16時近かったので、早めの夕飯をたっぷり時間をかけて楽しんできた。帰りはいつものように日比谷公園から外堀沿いを散歩、心なしか秋風を感じたような気がする。映画鑑賞は数少ない老後の楽しみの一つ、でも最近は面白い作品の封切りが少ないのが寂しい。

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