2023年2月17日金曜日

抵抗しよう無し

 どうも最近の日本はパッとしない。株をやらないので業績の実態は知らぬが、一頃であれば超優良の国策会社三菱重工が飛行機製作から手を引いたとか、今日は宇宙ビジネスのシンボルである大型ロケットの発射がうまくいかなかったとのこと。コロナ禍もあって予定より2年遅れで、昨夜までは報道も賑やかだったので期待していたのに残念なことだ。人間と異なり、歴史ある企業組織にはそれなりの経営資源が蓄積されている筈、捲土重来を期待しよう。 

老朽化したこちらが最近思うのは、介護を受けるようになりたくないこと。いくら保険料を毎年取られていても、贅沢かもしれぬがそうはなりたくない。家内の存命中は老々介護について互いに冗談で「その時意地悪しないでね。」と言い合ったが、それも叶わね独居住まい。よって一生懸命歩いてなんとか健康維持に務める今日此頃だ。しかし歩行だけで健康が保てるわけにいかないのも事実。最近はゆっくり歩いていてもバランスが悪いのが気になる。特に階段で手すりのある場所では、自然に手が出るようになった。

延長して考えると、ストックを持ち歩くことも選択肢になってきている。まだ早いと思う一方「転ばぬ先の杖」ならば、既に1ヶ月前転んでいるのだから早すぎはしないだろうと悩んでる最中だ。歩行だけではない、補助が必要な場面は日常生活のあちこちに現れ始めている。先日娘と江ノ島に遊びに行った時にも注意された。「物忘れが頻繁ならスーパーでメモを見て買い物してる人を馬鹿にしないで、自分もメモを書いて持ち歩く習慣をつけなさい。」

お説ごもっともで分かるが、買い物の忘れは又買いに行けばいいが、電気の消し忘れになるとそうはいかない。電力会社は無条件請求してくるのだから厄介なことだ。今のところまだ無いが、そのうちに水道の出し放しがおこりそうだ。ガスの消し忘れはもっと怖い。揚げ物を作らないからいいようなもの、やかんや鍋の吹きこぼれは何度か経験してる。これをカバーする方法ないので、認知症にならぬよう気をつけるしか無い。今日のニュースに、あの元気だったハリウッドのスターブルース・ウィリスの家族が、彼の認知症を発表したとのこと。補助者に事欠かない生活をしていただろうに。

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