2021年9月22日水曜日

勝手な言い分

 今日は少し蒸し暑いがすっかり秋の気配で、日が極端に短くなった。特に夕方の太陽の沈み方の速さは正に釣瓶落としだ。昨日早めの夕食を池袋で済ませ、明るいうちに帰宅と思ったが、6時頃帰宅すると既に真っ暗、日暮れが早くなったことを実感した。ただ残念なことに中秋の名月、しかも満月だったようだが見逃してしまった。

最近コロナの感染者が急速に減ってきたことは実にご同慶の至りだ。やっと今月末には飲食店でも制限が少し緩和されるだろう。個人的には喉から手が出るほど渇いていたわけではないが、やはり食事の際アルコール類が一切ダメは味気なさすぎる。たまには大勢は無理だろうが、友人との会食も出来るようになる可能性がもある。ただ残念なのは、新規感染者のピークアウトの原因がハッキリしないことだ。

政府関係者にすればワクチン接種率の拡大が功を奏したと思いたいだろうが、どうもそうとは断言できないらしい。専門家の中には東大の児玉龍彦教授のように、ウィルスの変異によって一定の株ごとに自壊作用が起きるとしたものだから、今後別の変異でまた新たな山が発生することも起こり得るという人もいる。要するに素人は分からないのだから、もう暫くは慎重な行動をするしかあるまい。

高齢者は当然そうするだろうが、若い人たちはそうも行かない。制限緩和となればそれなりに張り切るだろう。仕事をサボって選挙ごっこに明け暮れて給料が貰える自民党議員なんてほんの一握り。仕事に精を出さなければならないのが大多数の人たちだ。我が次女も上高地から帰ると俄然働く意欲が湧いたみたいで就職活動に邁進してるらしい。

アメリカ・ニューヨークでも国連総会が開催されて、今年は約100カ国の代表が会場に来て演説をするそうだ。菅首相が招待されているらしいが、来月半ばには退陣が決まっている首脳が国を代表して演説なんてあり得るのだろうか?既にアメリカや韓国の大統領が演説をしたようだ。韓国ムン・ジェイン大統領が、韓半島の終戦宣言のために、力を結集するよう呼びかけたのは理解できる。

しかし米国バイデン大統領の演説は随分勝手な言い分だ。先ずはアフガン政策の失敗で一言あるべきと思うが、何も無しでいきなりインド太平洋地域の同盟国などとの連携を強化して新たな脅威に向き合っていくと言いながら、「新たな冷戦は望んでいない」と述べて対立を望むわけではないと強調したとのこと。これこそ矛と盾を売りつける商人の常套手段ではないか。

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