2020年10月1日木曜日

変わること、変わらないこと

 また月が変わって10月1日だ。会計年度の後半に入るので社会的には細かな変化が色々あるらしい。酒税が変わってビール料金が安くなる一方でワインが値上がりするとか、煙草の料金が高くなるとかあるようだが、こちらにはほとんど関わりないことだ。むしろ昨日届いたインフルエンザの予防接種の料金が無料となっていたので少しびっくり。これはコロナ禍の影響を受け年寄りは無料としたらしい。昨年は10月25日に接種した記録が残っているが、確か2千数百円払ったと思う。

ともあれ、自然は不思議だ。地球の自転と公転が如何なる理由に基づいているか理解できていないが、その歩みはずーと昔から変わっていないに違いない。しかし感覚的には日月の歩みが遅かったり早かったりする。このところ毎日が似たような日が続いたせいか、正直なところ「え、もう10月か」との思いがあるが、旅に出掛けたかった人からすれば、やっと10月が来てくれた、との感があると思う。余命が短くなっている年寄からすれば時は足早に過ぎて行くのが当たり前。1日を大事にしなければいけない筈が、どうもそうなっていないようで残念でもある。

唯一考えるのが、毎日できるだけ美味いものを食いたいことぐらいか。とは言っても食い歩きできる範囲は限られているから、そう毎日新しい発見はありえない。それでも行きつけの店のメニューに新しい項目を発見したり、同じビルの違う階に気が付かないでいた店を見つけたりすると嬉しい気分になったりする。昨日も行きつけの店を出てふと見上げると5階にちゃんこ料理店の看板が出ているのに気がついた。未だちゃんこ鍋の季節ではないが、これまではちゃんこ鍋が食いたくなると態々蔵前辺りまで出掛けていたので、寒くなったら一度と思い、帰宅してネットで調べると料金が高くて年金暮らし向きではなかった。

何れにして、ここまで来ると冬は目の前、デパートにはおせち料理の広告が大きく張り出されている。この冬がどんな冬になるか、想像が難しいがこれまでとはかなり違った冬になることも多いだろうが、変わらずにいけることはなにか、そろそろ考えてみなくてはなるまい。

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