2020年6月30日火曜日

コロナ災害

今日で6月も終わり、全くどうしようもない半年だったが明日から始まる後半も暗いものとなりそうだ。それでも日本は世界中が羨むくらいコロナの被害が少ない。考えられる理由は今朝の朝日新聞に色々書いてあるが、専門家でもか結局は分からないようだ。外国の報道を観ていると、大量の死者を出している国では、遺体を家族に渡さずコロナ患者用の墓地にどんどん投げ込むように埋葬している。

岡江久美子さんが亡くなった時は、夫の大和田獏さんが遺骨を抱いて記者会見をしたが、日本も既に千人近い死者が出ている。遺体の引き渡しなんかどのように行われているか、少し気になるところだ。近くに池袋近辺では名の売れた寺があり、3日に開けず葬式があったが、そう言えば最近葬式を見た記憶がない。先日叔母さんが亡くなったときに従兄弟から連絡を貰って、葬式に伺うのを省略させてもらった。こんなことも時節柄と言うのだろうか。

政府は感染者が外国に比べて少ないことを幸いと思っているのだろう、国民に向け経済活動再始動を及び腰で促している。しかしウィルスの正体を見極めていないのでかなり中途半端だ。新幹線も動き始めました、航空機も運行開始であっても、夏休みを利用しての家族旅行は、子供の学校事情もあり、去年までのように行かないことは目に見えている。フランスは感染者の少ない国から順に海外からの客を受け入れるらしく、日本もその一角に入るとされているが、今年の夏フランスに出掛けるのは相当勇気がいるはず。

外国の航空産業は倒産やら従業員解雇が大きな話題になっているが、日本では未だそんなニュースは聞こえてこない。今年は本来オリンピック開催され外国からの訪日客が過去最大になるはずだった。それが一変したのだから東京のみならず観光地の旅館経営者は気が気ではないだろう。既に数年前から故郷信州のスキー場はガラ空き状態だったが、今年は遂に行かずじまいだった。恐らく来シーズンは行けると思うが、リフトにしろ旅館にしろ様変わりすることだろう。

明日から後半に入る今年だが、暮れのボーナスの心配をする人はまだ良い方で、給料を貰う会社の存続が心配な人も多い筈だ。未だ本格的夏にもなっていないのに年末や来年のことを言うのも変だが、コロナ災害という言葉を聞く度に思うのは、本格的災害の実感が出てくるのは半年後の年末から来年の今頃にかけてのように思う。雨風が強く暗い一日で、気分まで暗くなってしまった。

2 件のコメント:

村松 光 さんのコメント...

コロナ騒ぎで、私たち老人は自粛しておりましたが、今日は久しぶりで女子会
という名前の老人会をしてきました。お二人のお姉さまお元気でしたよ。
そしてレストランには昼時でお客が大勢いました、密状態だと思いましたが
それぞれに我慢していた人の群れかと思いました。
今年の後半は果たして如何に!

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつもありがとうございます。
女子会はご苦労さまでした。

皆さんお元気とのこと何よりです。