2020年6月28日日曜日

新しい生活、考え方

昨夜は新宿、と言っても甲州街道をかなり西に行った場所の中華料理店で、娘(次女)と二人の孫との夕食会(旦那は仙台に単身赴任中で欠席)。初めての店だったが娘が勤務先に近いことから見つけてくれた天津飯店新宿本店。洒落た大きな店だが時節柄で客数は少なく、4人にしては広すぎるくらい立派な個室があてがわれ、コロナ対策は十分だったと思う。料理も酒(紹興酒)も美味かったが、特に感心したのがフカヒレスープ、大きな皿に掌ほどもある厚手のフカヒレが出されて、少食の身にはこれだけでお腹いっぱいの感もあった。

兎に角急いではとても食いきれないので、3時間近い時間をかけてゆっくり味わってきたが、料金も時節柄で格安、一人1万円にもならない。娘に言わせると通常であれば単価1万5千円は下らないそうだ。美味いものを食いたい気持ちは常にあるので、友人から「結構良い店を知ってるな」と褒められることもあるが、美味くて安い店はそう簡単には見つからない。しかし、今どきの若い人は店を探すにも新しい方法を持っている。この店もスマホでタイムセールスなる安売りを発見したらしい。

昨夜は店の場所を確認するためにスマホを持って出かけたが、それでも迷ってしまった。即ち持っていても使えない老人の悲しさである。食事中に孫たちがスマホについて色々教えてくれた。たまたま小学低学年の頃に話し及び、小生のスマホに当時の写真があったことから大いに盛り上がって楽しむことが出来たのは怪我の功名かもしれぬ。

孫の一人は既に大学4年生、普通であれば昨年のうちに就職先が決まっていなければならないだろうが、彼はその心配をしている気配が無く、大学院に行きたいらしい。現在大学でどんな学問をしているか、あまり理解できないが、彼曰く「ごく平たく言えば人工知能かな」なんてことなので益々混乱するだけだが、いろいろ話を聞いていると、ゼミの先生を痛く尊敬している様子だ。

50才前の准教授らしいが、この先生「もう既に学歴社会は崩壊している。これからは学習社会」と言うことで、大学で何を学び身に着けたかが肝要とのこと。「そのため、今俺は必死に勉強している。」何を勉強しているか知らぬが、嘘にしても大学4年生がこんな事を言うかね、と内心感心もした。もう一人は大学2年生。こちらは兄の話を感心する風情で聞いていたが、必死で勉強する気は無く、のんびり生きるのが大事らしい。

兄の先生は少し変わっていて、慶應の理工学部出身ながら国語の重要性を強調しているとのこと。この点は弟も大分熱心に聞きいっていた。話が面白い兄とのんびり屋の弟、二人の人生がどのようになるかは見届けるわけにはいかぬだろうが、明るい人生であってほしいものだ。


6 件のコメント:

信州爺 さんのコメント...

senkawa爺 様

 梅雨末期のうっとおしい日が続きますね。
若々しいお孫さんとの楽しい夕食会、こちらもほっこりさせられました。
奥様が与えたもうた至福の時間ですね。
梅雨をの乗り切り、また元気でお会いしましょう。

  信州爺

senkawa爺 さんのコメント...

信州爺 さん
いつもありがとうございます。
仰る通り女房には感謝しなければいけないとおもっています。
娘も孫も女房に教育されたようなものです。

tak さんのコメント...

これは素晴らしいお孫さんたち、貴方は幸せです。

senkawa爺 さんのコメント...

takさん
ご無沙汰しています。
有り難いお言葉を頂きました。

信州は感染者も比較的少ないのでゴルフなんかは気軽に楽しむことができるようです。
今年の同期会は中止になりましたが、来年はお会いすることができそうです。
その折を楽しみにしています。

村松 光 さんのコメント...

こんにちは。楽しいお話とふたりのお孫さんとのすてきな写真をみました。
梅雨空もとんでいってしまいそうな明るい話題ですね。
こちらも負けずに、女子会です。お姉さんたちにコロナ騒ぎでご無沙汰していたので
これからお迎えにまいります。食べすぎないように気をつけます。

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつもありがとうございます。
気晴らしは大切ですから大いに楽しんで下さい。