2020年1月30日木曜日

取り越し苦労

現在国際的に大問題になっているコロナウィルスに依る新型肺炎の大流行。中国の医療関係者は、4月中には収束できる見通しと言っているが、相手はウィルスで初期対応の遅れが指摘されている島国日本だ。対応が更に遅れてオリンピック開催が危うくなったりしかねない。今朝の報道に依ると一昨日「日本人で初の感染確認」と報じられた奈良県のバスドライバーと行動をともにしていた女性の添乗員が昨日になって同じ症状であったことがやっと確認されている。

この二人が武漢からのツアー客を乗せて奈良東京を往復したのは、今月8日から11日と、12日から16日の2回。昨夜確認された女性は体調に異変を感じて昨日までに4回も異なる病院で診察を受けている。流石に厚労省の担当者は「チェックの範囲が狭すぎたことを反省している。」と述べているが、月半ばから今日の月末まで日本のお医者さんはこの事態をどのように受け止めているのだろうか?

たまたま昨年末、風邪だと思って耳鼻科で10日間、その後呼吸器内科でやはり10日分の薬でやっと回復した経緯があるので、余計気になる。亡くなった家内のように持病に喘息でも持っていれば別だがこれまで呼吸器内科なんぞ全く無縁だった。普通の人は熱が出れば先ずは掛かりつけ医を訪れるだろう。小生の場合はそれが耳鼻科だったに過ぎない。大体自分のかかりつけ医の専門が何科かを知る人のほうが少ないはず。

少なくとも小生のかかりつけ医の専門は多分消化器系ではないかと想像しているが、正確には知らない。数年前に風邪を引いた時に思ったので、以来風邪に関しては耳鼻科に行くことにしていた。日本の医療制度について詳しくは知らぬが、大学医学部も多いし医療保険も整備されているので程度は良いと思ってはいるものの、冷静に考えれば問題も多そうだ。逆の見方かもしれぬが、程度良いと思っている分だけ、新しい事態への対応で齟齬を来しかねない。

ネズミやコウモリを食う習慣が無くても何が起きるか分からない。仮に初動の遅れで今回の新型肺炎が爆発的に発生し始めたらどうなるだろう?中国のように奈良県や山梨県に全国から専門医を何千人と集めることなんか出来るのだろうか?政府は「心配しすぎてパニックに陥らないように!」言ってくれるが、何事も心配になるのが年寄りの常である。

急に歯医者の用事が発生したので早めにアップする。

2 件のコメント:

村松 光 さんのコメント...

新型ウイルスにはワクチンがないので、世界中大騒ぎですね。
この前も書きましたが、娘が海外にいるので気にしているところです。

私はどちらかというとゲテモノ食いですが、まだコウモリやネズミは
たべたことがありません。今は終息を祈るのみです。

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつもありがとうございます。
私はゲテモノは駄目です。
それはそうとしても、我々には祈ることぐらいしか出来ませんね。