歳末の世相

暮になって突然、何を思ったか東京地検特捜部が動いた。容疑を掛けられた秋元司氏を好き嫌いは別としてよく知っているが、知る人は少ないだろう。要するにそれほど言っちゃ悪いが小者に過ぎない。今朝のTBS「サンデーモーニング」に出演していた青木理氏が解説していたが、特捜部が政治案件で手柄顔するならもっと他に案件が幾つもあるだろう。仰るとおりで、小生から見れば現在の政権は犯罪者集団に見える。中枢部も当然後ろめたくもあるので、小者一人で世間の目を逸らすことができるなら、もっけの幸いだろう。

正に司法が政権に塩を送っていることに他ならない。まして、この国会でIR法が成立してしまい、これから設置場所の選定が始まろうと言う時期、中国の業者なんぞに政権最大の利権案件を一寸でも渡せない思惑は隠しようもない。視聴者の多くは秋元氏を薄汚く思って観ているだろうが、彼以上に悪い魂胆の誰かがいること忘れてはいけない。その張本人かどうかは別として首相は昨日日本橋三越本店の「報道写真展」に出向き、G20の集合写真にサインをしてご満悦の様子。それが大々的に夕方のニュースになるのだから平和で結構なのか?こんな茶番で年を越さなければならない国民は可愛そうだ。

アメリカ大統領やイスラエル首相なんかは議会で嘘を言ったとか収賄罪などで訴追されている。トランプ氏の場合は不起訴が決まっているようなものだから気楽だろうが、ネタニヤフ首相の方は政治的混迷が深まっているようだ。何故日本はそのようにならないのか?これも青木氏がどこかで丁寧に解説していたが、要するに官邸が司法に関しても人事権を握ってしまったのでどうにもならないらしい。日本が世界的標準から外れていることは枚挙にいとまがない。

昨日は、男女の平等度合いを調査した2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」。総合ランキングで153カ国中121位に沈み、過去最低の順位となった。先進7カ国(G7)の中で最も低く、中国や韓国よりも低い順位。なんて記事もあったし、テレビでは留学生制度がある日突然変わり、理由も知らされずビザの更新を打ち切られ、志し半ばでネパールに追い返された学生のルポを見せつけられ、なんとも言えない嫌な気分になった。

要するに留学生制度なんて称しているが、安い労働力の輸入制度に他ならなかっただけのこと。「今だけ、金だけ、自分だけ」は未だ暫く続くのだろうが、日本人は以外に鈍感のようだ。一方外国では、事実関係を正確に見ている人が意外に多いとのこと。安倍さんものんびりしてはいけないかもだ。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ