2015年3月23日月曜日

定番 医者通い

2週間ほど前から腰が痛みが出て、この週末は膝下から踝まで痛みが走って歩行が容易でなくなった。通常は月曜日には朝一で接骨院でのマッサージを続けてきたが、こんなことでは手に負えそうにない。遂に意を決して整形外科で診てもらった。半日仕事にはなったが、簡単に結果が出たので一安心した。レントゲン写真4枚と簡単な触診や運動機能検査で、腰部脊柱管狭窄症との見立てとなった。写真を見ると、脊椎の最下部の隙間が明らかに狭くなっているのが歴然としている。脊椎の湾曲も正常に比してかなり反っている。

膝下から踝まで痛みが走るのは、この狭くなった脊椎管のどこかで神経に触り、それが悪さをしている可能性が高いそうだ。所謂「坐骨神経痛」と言う奴である。若い時に木から落ちたり、鉄棒から落ちただけならまだしも、いい大人になっても、山で滑落したりしているのだから罰が当たったようなものだろう。取り敢えずは痛み止めの処方をお願いして、2週間分の薬を出してもらった。これで痛みが和らなければ、うまく写真が取れるかどうか分からないけれど、次回はMRIで見てみましょう、とのこと。

仕事が無いことは、このような病院通いにはもってこいだ。久し振りの受付だったので、問診票を書き、レントゲン撮影をして、診察終了まで2時間近くかかったが、前立腺癌で世話になっている日大板橋病院の思いをすれば、全然問題ない。どこに行っても年寄りだらけだなぁ、他人事のように思いながら、ぼんやりと高校野球を見て過ごす。典型的な高齢者である。有難いことに無職の高齢者は医療費負担が1割なので、医療費が790円に薬代が820円。薬は2週間分の筋肉の炎症と痛み止め、併用する胃薬、神経の痛みの抑制剤に、おまけのように筋肉を軟らかにする薬と湿布薬まで出してもらう。

最近どこへ行っても思うが、お医者さんが凄く親切で、患者の意見をよく聞いて「それならば、それも処方してあげましょう。」と比較的簡単に薬を出してくれる。何か所も異なる医者に掛かる結果になって、合計すると大量の薬を処方してもらっているが、薬局を1か所に絞っているので、記録がきちんとしているの筈。なれば複合汚染のような薬害は避けられるのだろう。まぁ、これが都会住まいの最大のメリットかもしれぬ。痛み止めが効くかどうか、暫くしなければ分からないだろうが、少し気が楽になった。

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