2014年11月10日月曜日

鬼が笑いそうだ

昨日一昨日の週末に引き換え、今日は気持ち悪いくらい温かいので、何かおかしなことが起らなければいいなと思ってしまう。諸物価高騰で婆さんが嘆いている。炬燵は既に使用しているが、間もなく使い始めるであろうストーブの灯油燃料代が気になるらしい。政府の経済政策も外交も全て塩梅よく行かないので、総理閣下もかなり熱くなって、自棄のヤンパチで年末解散を本気で考えているそうだ。

年末解散をすれば、野党共闘なんぞ望むべくもなく、与党の絶対多数は揺らがないだろう。政権にとっても、現在問題になっているご粗末な大臣を入れ替える口実も出来るから良いかもしれない。夏の終わりごろだったか、野中広務氏がテレビ御厨貴氏の「次の総選挙はいつごろでしょうか?」に答えて「問題をすべて先送りして年末解散」と言い切ったのを聞いた時は、安倍総理嫌いの野中氏が冗談を言っていると思ったが、瓢箪から駒にもなりかねない。

どうせ今の政治なんか、国民不在でどうでも良いようなものだ。現内閣が継続しようとしまいと、来年は余りハッピーな年になりそうもない。今年も年初に伊勢神宮まで行って良い年になりますようにと祈ったものだ。孫が高校入試に合格したのはそのお陰とするにしても、個人的にも予期せぬ不幸が多かったように思う。国全体で統計を取ればどんな結果が出るか知れないが、報道から知る限りでは、何となく余りハッピーではなかった気がしないでもない。

来年日本にとって期待できる明るい話題が急には見つからないが、不安材料には事欠かない。微動が続いている活火山に登らされているような気がする。本当の山登りは止めてしまったが、社会に噴火が起きた時に慌てないよう、益々自重する必要がありそうな予感がする。

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