2013年7月26日金曜日

怖い話 暑さのせいばかりではない

この暑さには流石に参った。昨日も今日も昼日中の1万歩々行はご遠慮させて頂いた。月火水と3日連続で大汗をかき、昼過ぎ事務所で下着を着換えてみたものの、残念ながら我が事務所はお湯が出ない。下着を換えても、汗を一度お湯に浸って流さない限り、どうもしっくりこない。昨日・今日も替え下着は持ってきたが、趣向を変えて午前中から国会図書館に行ってしまった。朝比較的涼しいうちに池袋まで片道だけ歩く。

池袋からは地下鉄で、帰りも千川まで地下鉄に乗ってしまうので1日の歩行数は7~8千歩止まりになってしまう。一寸口惜しい気もするが、過ぎたるは何とやらでもある、余り無理をしないよう気を付けるに越したことはないだろう。只おまけのメリットが一つある。図書館下車駅の階段が長い、大方90段くらいはある筈だ。この昇り降りが膝の良い運動になってくれていると思っている。

国会図書館の中がこれまた涼しすぎるくらい、ある意味で居心地が良い。しかし昨日と今日利用している最中、妙なことに遭遇した。最近駅の構内とか人混みの中で、突発的な切り付けとかの暴力事件をよく耳にする。まさか図書館でと思っていたが、昨日正面入口の方から訳の分からん大声が聞こえてきた。図書館は登録済みカードによる改札口の外に警備員はいるが、一旦入場してしまうと警備員はいない。職員は大勢いるが殆ど女性である。

野次馬根性ですぐ見に行きたかったが、ぐっとこらえて暫くしてから入口の方に行ってみた。そうしたら、明らかに50歳は過ぎていると思われるおっさんの前に、若い男性職員が向き合って一生懸命宥めている様子。場所は図書の借り出し申請した人が、図書がカウンターに届くまで待つ待合室的なところ。他に客もいるのだが皆遠巻きにして見て見ぬ振りである。

警備員を呼んで摘み出すべきだろうが、こちらも横目で見ながら知らぬ顔をして通り過ぎてしまった。驚くべきことだが今日もそのおっさんが同じ場所に座っている。周りも何となく空席になっている。ひょっとすると札付きで、毎日来てただ座っているだけかもしれないい。時折の大声を図書館が黙認しているのか、職員を捕まえて聞いてみたかったが、これも堪えた。更に不気味なことに出くわした。昼食堂で飯を食っていると、目の前の席に来た男がこれまた気持ちが悪い。

透明なビニール袋に何冊かの本が入っているのをポンと置いた。私物は構わないが、図書館から借り出した図書を食堂に持ち込むのは禁じられているのに、明らかに図書館所蔵の本が見える。片手にはジュースの缶を持って、そのままどこかに行った。と思ったらしばらくして戻り、なにか呟きながらニタニタ笑っている。飯を頼んだ様子もなく、時々缶に口を当てている。着ているものはピンクの模様が書かれたTシャツに半ズボン、紐が結ばれずだらしなく履いたバスケットシューズ。

こちらが食事中3回ほど同じ行為が繰り返された。どう見ても正常に思えない。暑さのせいでもあるまいが、どう見ても異常な人間が、山口県の山中だけではなく、永田町のど真ん中にもウヨウヨ横行しているのが現実である。

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