2013年2月2日土曜日

孫が塾通い?

明日は立春だからでもないだろうが、3月の陽気だそうだ。いよいよ次女のところで孫の受験が始まる月になった。

と言うのに受験生の弟がインフルエンザに罹ったらしい。一つ違いで受験に追い込みの兄と部屋を共有している筈なので、困ったものだ。この兄弟、正月はノロウィルスとかで顔を合わせることが出来なかった。もう1年以上顔を見ていないので会ってみたいのだが、どうもタイミングが合わない。受験勉強をしていると聞く兄の方について、昨日婆さんから面白い話を聞いた。婆さんもどこを受験するつもりか知らないらしいが、兎に角高校に入ったら、更に上を目指して学習塾に通うと言っているらしい。

我が家には新聞の折り込み広告で、パチンコ屋と塾の宣伝が季節を問わず大量に配達されるが、どちらともほぼ無縁、長女が一時アルバイトにどこかの塾の講師をしてたくらいしか縁が無い。子も孫も小学校の4年生か精々5年生頃までは通信簿を貰うと見せに来たが、中学生になると何故か通信簿が話題にならなくなってしまう。それでも娘は一人が4年制大学、もう一人は短大に進学できたので、塾通いしてまで勉強をすることについては、常に考えの外にあった。次女にしても同じだと思うが、孫が何故がそんな気持ちになっているのか是非聞いてみたい。

2年生まで熱心にしていたバスケ部を退部してしまったのも不思議だが、ひょっとして、婿さんの指導宜しきを得て、勉強に興味が湧いてきたとしたら我が家では画期的な出来事である。赤飯でも炊いて祝ってやりたい。スポーツであれ何であれ、本人が興味を持ったり楽しくなることが上達の早道に決まっている。小生の子供時代には残念ながら勉強以外に楽しく面白いことが多すぎた。現代はテレビとゲームぐらいしか楽しみが無いから、ちょっと勉強したら点数が良くなったなんて事があったのかもしれない。

2 件のコメント:

kiona さんのコメント...

娘の友だちにも塾通いの子が多く、予備校や家庭教師のDMもたくさん来ますが、うちは二人とも塾へは通わず、家庭教師も雇いません。そもそも子どもが通いたがらないし、家庭教師などの時給数万の世界。

とりあえず自前でということで、テスト前などには自分がざっと見てやりますし、十分とは言えないまでも役には立っているようです。

息子が高校受験のときには見かねて「進研ゼミ」という通信講座を取ったのですが、そこでも感じるのは、日本人というのは自発的に方向転換をするのが不得意なんだなということ。

日本での塾は受験対策以外の何物もなく、いい大学、いい会社というゴールがすでになくなっているのに、受験産業だけは衰えない。とっくに消えていていいはずなのに、消えるどころか逆に盛況のようす。

子どもには勉強をしてほしい、勉強を好きになってほしいけど、それは必ずしも受験を考えてのことではなく、勉強というのは自分が人生を行きていく上でのコアを発見するきっかけだと思うからで、むしろ学校の先生などには教科書と関係のない無駄話をたくさんしてほしい。そういうことは刺激になるものです。

息子は高校生になっても、これといって好きなものがみつかったわけでもなく、トランペットも続けてはいるけど、入った吹奏楽部もなじまずに辞めてしまい、トランペット教室に通ったものの大した刺激にもならず。

どせなら数人の仲間を集めて街角で演奏して小金を稼ぐくらいの活動をしてほしいものですが、煮え切らず。別にトランペットじゃなくてもいんですが、こういう子をインスパイアして、効率よく成長させるプログラムはないものかと思います。自分ができればいいのでしょうけど、それぞれの個性を考えればそれも違う気がして。あくまで自発的に、適正をみつけながら将来性のある具体的なスキルに着地するようなことをやる塾があれば通わせてみたいものです。

senkawa爺 さんのコメント...

kionaさん
コメントをありがとうございます。
>勉強というのは自分が人生を行きていく上でのコアを発見するきっかけだと思うからで、・・・
含蓄のある言葉です。気が付きにくいのでしょうが、学校とか勉強とは何かですね。
友人ができ、好きな子ができ、自分を発見する。学校こそ楽しい場であるべきだと思いますが、塾の方が楽しくなったのでは困りますね。