2012年6月24日日曜日

次世代を期待するしかない

雨は落ちてこないが完全な梅雨空、この週末も結局ハイキングは行けずじまい。今月は山歩きが出来ないことになりそうで少し残念。珍しく2日間読書をしたり、昼間から録画してあったテレビを見たりした。テレビは民主党小沢一派の造反関連一色。野党や一部評論家は、既に終わっている人と切り捨てる人が多いが、なかなかどうして大変な人気者である。話題の中心は来週火曜日の26日とされている消費税増税採決で、小沢氏に同調する議員の人数とその後の行動への予測である。

人数の予測はバラバラだが、20人から50人くらいで、明確に54人を上回りそうと言い切る人はいなかった。離党、新党結成となると更に人数は減り、多くても30人までらしい。そんな事はどうでもいいのだが、大規模増税がこうもすんなり決まってしまうのは、どう考えても感心しかねる。離党まで覚悟ができなくても、反対票を投じた方が有権者への受けは良くなるように思うのだが。せめてこの後すぐに、議員定数の削減位は与野党一致して決めてもらいたい。

後は解散総選挙の時期が焦点になるが、早ければこの会期末から来年人気満了までと諸説に分かれている。政治家が好きなのかマスコミの好みか知らないが、これまた判じ物の世界となっている。既に成立している予算関連法案を人質にとって解散を迫るなんて事が、大真面目で取り上げられること自体理解不能だ。どうせ一番分かり難い法案について訳が分からぬ談合をしたのだから、毒食らわば何とかの喩え通り任期一杯やりなさいよ。

どうせ、二度と戻ってこれない可能性が高い衆議院ですよ。有権者は馬鹿じゃない。次回の選挙で我が国の政治風土に、今まで見る事のなかった新陳代謝が起きるのを期待するばかりだ。具体的に何が起きるか予想もつかぬし、何も変わらないかもしれぬが、もし起きれば善い冥途の土産となる。

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