2011年10月7日金曜日

呑気な爺さん

昨日バタバタして日記を書き損ねてしまった。変な風に几帳面なので、日常生活で自ら決めたことをしないと気持ちが悪い。今日は夕方出かけてしまうので、昨日の分も含めて一寸書きたい。昨日は何をしてもうまくいかない日だったが、今日は天気もいいし朝から気持が良い。きっとこの三連休は良い事があるだろうと期待している。実はこの連休に雲取山に行こうと思っていたのだが、一緒に行きたいと言っていた青年の都合が急に悪くなった。

一人なら何度も行っている雲取山より、初めての山がいいと思い、今年未だ一度も行っていない南アルプス(仙丈ヶ岳)に行くことにした。南は登山口へのアクセスが長くて敬遠しがちだったのだが、よく調べると長野の伊那経由で登山口(北沢峠)に簡単に行けることが分かった。しかもバスの片道料金が東京から登山口まで2500円+1100円と圧倒的に安いのも有難い。ゆっくり気分転換が出来そうだ。

同世代の人の楽しみ方には様々ある事だろう。小生もそうだが、完全リタイアではなく、少し仕事をしながら、現役時代に比べれば大分自由に、と言う人は結構多いと思う。そこに行くと政治家稼業は大変だとしみじみ思う。一時は、普段から大部分が自由時間で、禄に仕事らしいもののも無く、とやっかみ半分に思っていた。しかし昨夜の小沢一郎氏入院の報道に接すると、彼が本当にかわいそうになってくる。

年はほぼ同じだが、以外に老けて見える。なぜそこまで職業に拘るのだろう。以前も何度か書いているが、子供も居れば孫もいるだろう。食うに困る訳でもあるまい。小生なら、とっくの昔に誰かと喧嘩して政治の世界からおさらばしている。喧嘩なんかしなくても、小泉元総理のように余裕で人生を謳歌する方法もある。なのに、これだけ叩かれて尚我慢するのはどういう神経なのだろう?人の頭に立った事が無いので分からないが、マゾヒティックな快感に近いのかな?

小沢氏の入院は今朝知ったのだが、昨夜19時のニュースと夕刊で、今日の小沢氏はいつも随分違い、なんか悲壮感が漂っているように感じていた。今朝のテレビで見ると相当に疲れているように見える。彼にすれば若い奴に任せておくのが心配で仕方ないのだろう。しかし、どうでもいいじゃないですか、どうせ彼らが自分で付けを背負うのだから。羽田元総理や小渕元総理、大平元総理、田中元総理、考えてみると、大物政治家にかかる重圧の凄さには改めて脅威を感じる。

比較するに、何と気楽な人生であることよ。

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